自分の意見を伝えるのとワガママは違う!間違えて人間関係が悪化させない話し方とは

自分の意見を伝えるのとワガママは違う!間違えて人間関係が悪化させない話し方とは 人間関係

今まで「みんなと同じ」「周りに同調する」ことが当たり前でしたが、最近は「自分らしく」という言葉を使う人が増えてきました。

でも、この「自分らしく」を履き違えてしまうと、単なるワガママになってしまうことがあるんですよ。

shigeko
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「自分の意見をきちんと伝えること」は大切だけど「自分の思い通りになって欲しい意見を言う」のとは違いますよね。でも、同じ意見を言うだけど、何が違うんだろう??

自分の意見を聞いてもらったり、「そうだよね」と同意してもらうとつい嬉しくなって自分の視点から話してしまうこともありますが、一歩間違えると

・自分のことしか考えられなくなる
・自分に都合のいいように解釈をしてしまう
・ワガママと意見がゴチャゴチャになってしまう

状態になって、人が離れていってしまうかもしれませんよ。

shigeko
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確かに大人になると誰かと意見を言い合うのではなく、表面上は付き合っておいて心が離れていくことがあるかも・・・

今回はどうしたら自分も相手も納得できるような話し方ができるか紹介します。



相手と話す・自分の気持ちを伝える方法

誰かと話す時、どう話したらいいか悩んでしまう・・・ことがありますよね。

仲のいい友人であれば許されることでも仕事関係ではそうはいかないこともあります。

shigeko
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フリーランしになって、友人が仕事仲間になったり、仕事仲間が友人になったりと、その境目が曖昧になってくるほど、人間関係には気をつけるようになりました

話を伝える時には

・論理的:ロジカル・証拠・数字・事実
・感情的:エモーション・自分の感じたこと・感想

という目線があり、仕事では主に「論理的」を使うことが多く、友人との会話では「感情的」で自分の思いを話すことが多いですが、これは場面ごとで割合が変わってくるので、うまく使い分けをしながら相手に気持ちを伝えていくのが大切です。

友達に会社の愚痴を言って、同調して欲しい時に、ロジカルに「お金をもらているほどの仕事をしているのか」「自分は100%悪くないのか」など言われると否定された気持ちになりますし、

仕事の報告に関して「視察に行ったらすごく良かったんですよ〜」「担当の人も感じが良くて」など自分の感想を話しても伝わらないですよね。

shigeko
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事実と自分の感想をうまく織り交ぜながら話すことで伝わる内容になるんですね

自分の気持ちを伝えるのとワガママは違う

では、自分の気持ちを伝えるのとワガママは何が違うのか!?私の失敗例から考えてみましょう。

私の失敗例

OL時代にライティングの勉強をするためにインターンとしてお手伝いしていたことがありました。

そこで、「新しい目線が欲しいから意見が欲しい」「もっと頑張りたいと思うためにはどうしたらいい?」と聞かれた時、

「もっとたくさん学べる場が欲しい」
「フィードバックをしっかりして欲しい」
「モチベーションが保てるようにサポートして欲しい」

というようなことを話しました。

私としては、「自分がされて嬉しいこと」「もっと楽しくなるために」というワクワクした気持ちで話していましたが、これすごい間違いをしているんです。

次で、私が「自分のことしか考えていなかった」と学んだことを紹介します。

間違い①自分目線でしか話していない

私の回答を聞いて、担当の人は「なるほど〜そっか。ふむふむ」といった相槌を打ってくれましたが、自分が逆の立場になりインターンを担当した時、違和感を覚えました。

・モチベーションはこっちがあげないと保てないのか
・フィードバックをしっかりすることで会社は何を得られるのか
・学ぶ場を作るのはいいけど、それを生かしてくれるのか

など話して意見を言っている時には気が付きませんでしたが、大切なのは

「自分が求めていること」と「会社が求めていること」が一致しているところを見つけて意見を言えないと、自分本意な考えになってしまうということです。

shigeko
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会社と違う環境だったので、自分の目線でだけ意見を言ってしまいました・・・

もし、話をするなら、「もっと学んでいい記事を書きたいから、〇〇について授業をして欲しい。そうすれば記事がもっとスムーズに書けるようになる」など、自分にとっても相手にとっても嬉しいポイントを見つけることが大切です。

間違い②相手の時間を奪ったことに気がついていない

私たちは「お金を稼ぐ」ことについつい目を奪われてしまいがちですが、人間大切なのは「時間」です。それは、モノはいくらでもお金を出せば買えますが、時間はお金を出しても1人24時間しかないのです。

「相手に時間を作ってもらうこと」

は大袈裟にいうと相手に命の時間を使わせてもらっているということです。相手が「自分の時間を使って良かった」と思えるような会話や過ごす時間を作ることはとても重要です。

私はインターン時代毎回授業を受けさせてもらっていましたが、そのための準備がいかに大変で、簡単に「もっとたくさん学ばせて欲しい」という気持ちに答えられないこともある。ということを知りました。

自分の意見を言うことがNGではありませんし、時間を作ってもらうことをするのも問題ないですが、それがお互いにとって「いい時間」であることを考えられているかがポイントです。

shigeko
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やってもらって当たり前は何一つないと思ってから、相手が自分のためにしてもらうことに感謝できるようになりました

自分本位になると裸の王様になってしまうこともある

年を重ねて感じるのが、「年々自分を注意してくれる人が少なくなる」ということです。

若い頃は「注意されると気分悪くなるし、言われない方がいいじゃない!?」と思っていましたが、ある先輩が自分の不注意で大きなミスをしてしまった時、後輩のせいにしただけでなく

「100%の人はいない、ししょうがないよね」
「まぁ、〇〇さんもいい勉強になったかな」
「これでみんなも忘れないね」

と話していて驚きました。

自分のミスと向き合えていないし、誰も注意できないから「自称:仕事ができる・みんなに頼られる上司」が作り上げていく姿を目の当たりにしました

shigeko
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こうはなりたくない・・・みんな「ダメだ」と思っても言えないなんて、まるで裸の王様みたい・・・

そうならないためには、相手と自分にとって何がいいのかを見つめることができる視点(論理的)と、相手の気持ちを理解できる力(感情的)がとても大切になってきます。

最後に・・・

自分の意見を相手に伝える時、ついつい自分目線だけで話してしまいがちですが、少し視野を広げることで、「自分にとっても相手(全体)にとっても何がいいか」を考えることができます

自分にとっていいだけだと、人間関係が悪くなってしまいますし、相手にとっていいことだけを考えていても自分は幸せになれません。

話す時は事実(論理的)と自分の気持ち(感情的)を上手に混ぜながら相手と会話してみてくださいね^^

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