自分にも人に「期待しない」と人生がもっと楽になる方法を解説

人間関係

誰かにお願いしておいたものが完成しなかったり、「こうなるかな〜」と考えていたことがうまくいかないと、ガッカリしたりイライラした経験がありますよね。

「お願いしたじゃない」
「やっておいてくれなかったの?」
「頼りにならないな〜」
「できるはずなのに」

なんて思ったり発言したりしていませんか。

こんな発言ばかりしていると、自分にも相手にもイライラしてしまいストレスが溜まるだけでなく、周囲との人間関係も悪くなってしまいますよ。

shigeko
shigeko

できれば怒りでストレスを溜めることなく生活していきたいな〜

大切なのは周囲に期待しないことです。

最初「期待しない状態」がよくわからなかったのですが、試していくうちにコツが掴め、「自分も楽になったし、周囲に対してもイライラすることが減った」「自分の中で怒りが出てきてもその対処法がスムーズになった」などいいことずくめでした。

そこで、今回は自分にも人にも期待しない方法や考え方を解説します。期待しない思考が身につくと周囲との関係が驚くくらい楽になりますよ!



期待しない意味

期待しないという言葉

最初に期待しないという意味を改めて確認しましょう。

期待:あることが実現するだろうと望みをかけて待ち受けること。当てにして心待ちにすること

なので、「期待しない」は逆の意味になり、

期待しない:望みをかけない、当てにしない

という意味になります。

shigeko
shigeko

一見相手に望まない状態と聞くと冷めた人間関係にも聞こえてしまいますが、そんなこともないんですよ

自分が楽になる「ポジティブに期待しない」方法とは?

では自分が楽になる、ポジティブな意味で期待しないとはどういうことなのかを考えていきましょう。

相手に「期待する」状態でいいのは、期待された方は周囲から「頼りにされている」と自分の存在意義ややりがいにつながる点です。

ただ、いつもその期待に応えられるわけではないですし、「できた」と思っても、周囲から「そんなレベルしかできないの?」など対応した側と受け取る側で差が生じると、お互いにとって良くない結果となってしまいます。

ポジティブな意味で期待をしないとは、相手に頼るけど、自分の100点を押し付けないという意味です

「やってくれたら嬉しい」と対応してくれること自体に感謝することで自分の期待値も下がりますし、対応する側も行った行為に感謝されるのでプレッシャーが軽減されます。

shigeko
shigeko

いい結果を残そう!頑張ろう!と意気込みすぎると普段よりうまくいかないことも多いですよね

相手から見放されているのとは違うので、対応する方も「できる限りのベストを尽くそう」と考えて行動することができるのです。

ポジティブな意味での「期待しない」とは、相手を信頼しているし、頼るけど、完璧を求めすぎないという状態

期待しない方法とコツ

ではここからは「ポジティブに期待しない」方法とコツついてみていきましょう。

イライラしたら原因を考えてみる

まずは自分が周りにどれだけ「期待している」「頼っている」「当たり前に思っている」のかを知るところから始めましょう。

それは、誰かと何かをしていてイラっとした時を思い出すと一番簡単です。

shigeko
shigeko

私も最近友人にお願いしていた仕事の納期が守られなくてイラっとしました

「約束は守るのが当たり前」「時間を守るのは当たり前」と思っていましたが、「ちょっとくらいいいよね」と考えている人も中にはいます。

今回の場合仕事の納期を守らないのは個人的にどうかと思いますが・・・。期待しない場合の思考として、「納期守らないなんてあり得ない!どうしてくれるの??(怒)」という気持ちももちろんありますが、「期待しない」でいると、

shigeko
shigeko

もうこの人には期限付きの仕事を頼むのはやめよう。でも、クオリティーは悪くないから私が調整できればお願いできるかも

shigeko
shigeko

期限が守れない場合も考えて、何が対策として講じられるか?もう1人予備として頼むのはどうかな?

など、怒りに目が向くのではなく、

・どうしたら同じ状態にならないか
・この後の対策をどうするか

という解決する方に考えがむいていくので、自分の中で冷静さが保たれイライラが少なくなります

期待しないと我慢するは違います。もし、相手が約束を守らないようなら「悪い意味での期待しない」方に感情が変わることもあるので注意しましょう。

ポジティブに期待しないと、起こった出来事に感情が向くのではなく、解決する方に思考が向く

「ありがとう」を伝える

相手に「何でしてくれなかったの?」「やってくれると思ったのに〜」と考える時って、相手が行動する・気を使うことが当たり前に感じてしまっているんですよね。

そうなると、できなかったことにばかり目が向いてしまいます。つまり相手への期待値がドンドン上がっていくわけです。

shigeko
shigeko

前にしてくれたことは、次は当たり前だと感じてしまうこともありますよね

相手がしてくれている、自分にとって当たり前になってしまったことを見直してみましょう。そして、対応してくれたことに気付くようにして、感謝を口に出すようにするのが大切です。

「ありがとう」
「すごい助かった」
「いつも感謝してる」

など相手に伝えることが大切です。

伝えられた相手も自分がしたことで喜ばれたら嬉しいですし、次に対応する時も気持ちよく対応することができます。

そして相手に感謝すること意識することで、自分でも気がついていなかった「してもらっていること」に目が向くようになり

「これ面倒な対応だよね、ここまで対応してくれていたんだ」
「私が楽に作業できているのは、〇〇してもらっているからだ」

という思考が日常化してくると、お願いする時や誰かと行動する時も「してもらって当たり前」という期待してしまう状態が少なくなっていきますよ。

感謝するポイントを探すと、相手のしてくれることに目がむき、感謝の気持ちが生まれる

最後に・・・

相手に「期待しない」と聞くと相手を見下した印象になる人もいますが、ポジティブな意味で期待しないことで、

・対応してもらっていることに気がつける
・何か起きても怒りよりも解決策を考える
・感謝する気持ちが持てることで相手との関係が良好になる
・自分のストレスが減る

など精神的にもとても楽になります。そして、感謝できることが増えるので、それを伝えていくと周囲との関係も良くなっていきますよ。

ぜひ、いい意味で相手に期待しない気持ちを持ってみてください^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました