同じような毎日が続いて「つまらないな〜」と感じていませんか。
特に変化のない自分の生活と、自分の好きなことを見つけて毎日楽しそうにしている人や、充実した日々を過ごしている人と比べてしまい、「自分には熱中できるものがない・・・」と自分の時間を持て余している人も多いです。
「趣味」「好きなこと」を聞かれるといつも「コレ」というものがなく困っています
私のように、熱中するものがないと罪悪感や自分の人生「損」をしている、または「熱中できるものがない」と焦りや「探さないといけない」をしないと・・・と感じていないでしょうかか。
でも、何かに一生懸命の人や熱中できるものを持っている人・趣味に没頭している人の話を聞いてみると、「熱中できるものがないといけないと思っていたけど、そんなことないかも・・・」。そして、「熱中すること」に対しての捉え方が変わりました。
今回は、いつも楽しそうに自分の趣味を満喫したり、人生を謳歌している人と比べ、自分の人生が「つまらない」「意味がないかも・・・」と思っていた私の気づきをシェアさせていただきます。
「熱中」とは
「熱中」の意味
「熱中」とは「一つの物事に深く心を傾けること。夢中になること。」という意味です。
1つのことに対して深く掘り下げて考えたり時間を使ったりするというイメージがあるため、自分の興味関心・好きという気持ちが強いと考えられますね。
趣味に没頭して時間を忘れたり、寝る時間を忘れるほど集中している印象が強いです
「熱中できるもの」を持っている人へのイメージ
熱中できるものを持っている人のイメージは「オタク」と言われる人たちが一番わかりやすいのではないでしょうか。
他にも、
・お金と時間を使っているもの
・大好きなこと(趣味・仕事)
など、自分の人生の大半を割いても楽しめるようなことを持っているという印象です。
熱中できるものがない私にとって、「コレがあれば幸せ」「人の目を気にしないでいられる」「時間を忘れる」のもがある人は羨ましいです
「熱中できるものがない人」が陥るワナと実体
陥るワナ
「熱中するものがない」と自分に何か楽しむことがなかったり、「特技」「コレが趣味です」と言えない人は、どこか熱中できるものがある人に対して劣等感がある人が多いです。
私も自分の趣味を楽しんでいる人をみると「なんで私は何もないんだろう」と考えてしまいます
でも、私のような趣味や特技に迷子になっている人はちょっと勘違いをしているかも知れませんよ。
勘違い①毎日楽しい状態が続くと思っている
趣味がある人が楽しそうに自分のことを話していると羨ましいと感じてしまいますよね。「きっと毎日好きなことをしていて幸せだろうな〜」「何か人に言えるようなことがあるって羨ましい」など自分の平凡な毎日と比べていませんか。
でも、趣味や人が羨む好きなことがある人も、毎日「自分の好きなこと」に時間を割いているわけではないですし、楽しくエキサイティングな毎日が続いているわけではありません。
すごい趣味を持っている人が「今週特に何か新しいことをしたわけじゃないしな〜」と話していて「そんなものなのかな?」と驚きました
勘違い②簡単に手に入れたいと思っている
何か熱中できるものを持っている人と出会ったとき、「私もそうなりたい」「私にも何かあったらいいのに」と、何か好きなことが突然舞い込んでくるのを待っていませんか。
好きなことや熱中できるものを見つけている人は、
・最初は嫌々だったど楽しさを知った(仕事)
・本当はやりたいことがあったけど他に見つけたことが好きになった
など、好きとの出会いは行動していたことによる偶然や、続けていて見つけられた場合が多いです。
自分も「熱中している状態」になりたいと思っていますが、それまでの見つける過程や好きになるステップなどは考えていなかったかも・・・
熱中できるものがある人の近くで見えたこと
周囲の人から「オタク」「〇〇バカ」「エキスパート」「〇〇が大好きだよね」と認められている人が私の周りにたくさんいます。
正直羨ましい!
そんな人に「熱中することとの出会い」を聞いてみたら意外な回答が返ってきました。
自分が熱中していることに気がついていない
趣味でサイクリングを楽しんでいる人がいます。休みになると友達と一緒に出かけたり、自分1人でも自転車1つで色んなところに行っているので「充実して時間を過ごしているな〜」と質問してみました。
そんなに楽しめることがあるなんて羨ましいな〜。いつから好きになったの?
友達に誘われて軽い気持ちで始めたら楽しくて続いているよ。でも、そんなに羨ましがられるほどのことでもないと思うけど・・・
shugekoのゴルフみたいなものじゃない?
ゴルフはやるけど、楽しくて辞められないほどじゃないしな・・・。意外に周りと本人とでは温度差があるのかな?
スペシャリストだと思っていない
友人に仕事を楽しんでいる人がいます。仕事というより、プライベートと仕事の領域がなく、人生そのものを楽しんでいる状態です。
そして、自分のコンサルティングの仕事でも成果を出しているし、人が周りにたくさんいて楽しそう・・・。
なんかいつも人囲まれて幸せそうだね。仕事も順調なんてすごい!
確かに毎日楽しんでいるかも。最初は必死に対応していたけど、だんだん自分にも仕事にも余裕が出てきたかも〜
shigekoの周りにはいないかも知れないけど、私以上に凄い人なんてゴロゴロいるから凄くないよ。仕事だから辛いこともあるけど、それを含めてやりがいがあるからワクワクしている
周りからもすごい評価されているのに、それが当たり前になってくると自分では気が付かないのかな?
自分では気がついていない「熱中」
自分の趣味を充実させ、それが仕事になっている友人がいます。人に喜ばれる仕事をする姿に、尊敬と自分への焦りが膨らんでいきました。
いつも自分の好きなことや熱中することがあって羨ましいな〜って思うよ
えっ。そんなことないよ。私はshigekoの方が羨ましい!フリーランスになって自分で仕事をして輝いてみるもん。「仕事大変」とか言っているけどキラキラ輝いてみえるよ
え〜そんなことない。私には何もないと思ってるよ。それに比べて、Cさんはできること多いし、人に喜ばれているじゃな?
ん〜確かにそういう面もあるけど、shigekoがしていることもジャンルは違うけど同じだよ。私は仕事を楽しそうにしているshigekoが羨ましいと正直思ってるよ
え〜、自分では気がついていないけど私も「熱中」していたのかな?友達だけだ「熱中」を持っていると思っていた
「熱中できるもの」を見つけるために
熱中できるものを持っていると感じる人に話を聞いて感じたのは、
・熱中は自分で楽しむものであり、自慢するものではない
・人から評価されるものではない
自分の中に何か好きなことがあっても「こんなこと人に言えないし・・・」と思っていませんか。「熱中できるもの」は別に人に評価されることでもなければ、他人から羨ましいと思われるものでも、人に自慢するものでもありません。
大切なのは自分自身が「楽しい!」と感じることです。世間の物差しでなく、自分だけの基準で考えていいのです。
誰かに「凄い」とか「スペシャリスト」になることが「熱中」と勘違いしていたのかな?
本当に熱中している人は「人の評価」や「収入」「尊敬」はそこまで気にいません。
まずは、自分がしていて楽しいことを人と比べるのではなく対応してみてくださいね。それに、大それたことでなくてもOKです。
私は友人に「仕事が楽しそう」と言われましたが、最初は「なんで私がやらないといけなんだ・・・」とネガティブな感情を持っていましたが、続けていくうちに自分の力もつき、「楽しい」と感じるようになってきました。
最初から「楽しい」ことでない中にも「熱中できるもの」は隠れている可能性がありますよ。
最後に・・・
何かに「熱中している人」を羨ましいと思い、自分とは違う・・・と思っていましたが、「好き」を見つけた人もいきなり「好き」になったわけでもなく「得意になった」わけでもなく、「周囲から尊敬」されたわけでもありません。
そして、あなたが周囲を羨ましいと思うように、周りからもあなたを「熱中できることがある人」とみている場合もあるんですよ。
人の目を気にしすぎて自分の「好き」「熱中」を見落とさないようにしてくださいね。最後まで読んでくださったあなたが「熱中できるもの」に気が付けますように^^
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