友達と遊んでいて「ご飯を食べよう」となった時、
の答えに「なんでもいいよ〜」とつい答えてしまうことってありますよね。
本当になんでも良ければいいですが、友達が選んだお店に行って「いや〜考えてみたら今はパスタの気分より海鮮丼が食べたかったわ」なんて「なんでもいい」と言ったにもかかわらず、心のどこかでグチを言ってしまっていませんか。
大抵「なんでもいい」は「なんでもよくない」場合が多いですよね
実は人生もこれと同じで、「なんでも良くないのに」「なんでもいいよ」なんて気持ちで選んでいたり、誰かの質問に答えていると、思ってもいない状態になっていた・・・なんてことがあります。
人は考えているようで考えていないこともありますし、自分の欲求が見えていないことも多いのです。
今回はそんな状態からどうしたら抜け出せるか?チャンスを掴めるか??について紹介します。
人は案外自分の欲しいものは分かっていない
実は、最近知り合いのセミナーの時間をもらって講座をすることになりました。
講座内容は自由で私が話してもいいし誰か外部の講師を読んでもOKという状態だったため、「できれば、参加してくれる人が満足してもらえる内容にしたい!」と、参加者に「何が聞きたいか?」「どんなことをして欲しいか?」をアンケートしてみることに。
何人に聞いもて
など、正直何がしたい・知りたいのか分からない状態で、困ってしまい、友人に相談することに・・・。
今度セミナーの枠をもらって何か対応しないといけないんだよね。参加者に聞いてみても皆答えが曖昧で・・・
皆そんなもんだよ。何かを求めているけど、何が欲しいか分からない人って多いからね。ニーズを読み取って提供して初めて相手が「いい」「悪い」を判断する状態だよ
なるほど・・・人は自分が欲しいものがあるのに、それを理解していない状態だという人が多いということなんだ・・・。と改めて気がついた瞬間でした。
自分のニーズが分からないって悪いこと!?
自分が何を欲しがっているのか?何がいいと思っているのかが分からない状態が悪いことか??と聞かれると、必ずしもYESとは言い切れません。
それは、体験してみて初めて「これが好きかも!!」と気がつくこともあるからです。
ただ、相手から提示されたものに対してだけ判断をしている状態が続いてしまうと
・自分の好き嫌いが自分で分からない
状態になってしまい、心のどこかで
となってしまいます。
周りのサポートは必要だけど、全部が受け身だと結局満足感も少ないかも・・・
どうしたら自分の欲しいものを理解できるようになるのか!?
自分を知ることからはじめよう
一番長く付き合っているはずの「自分」ですが、自分と対話したことってありますか?
「対話って・・・??」となっている人は、もしかしたら深い自己理解ができていないかもしれませんよ。
・どんな時に嬉しいと感じるのか
・何があると嫌だと思うのか
など、瞬間の感情は理解していても、自分の思考パターンや、何に幸せと感じるかを理解している人って案外少ないんです。
周りの人の価値基準に流されていたり、人の価値観が自分の価値観と思っている人もいます
まずは、自分が「何に幸せを感じるのか」など、自分を知ることから始めましょう。
たくさんの体験をしてみる
年齢を重ねると行動パターンやチョイスするものがだいたい同じになってきます。
失敗したくないから、経験上「安全」と思われるものを選んでしまいがちです
それも悪くないですが、もしチャンスがあったら「経験したことのない」ことにチャレンジしてみてください。そうすることで、「案外いいかも!」「やっぱりダメだった〜合わなかった」など自分を理解することができます。
私は虫などが苦手ですが、定期的に友人とキャンプに行きます。自然の中でも楽しめる自分や、ものが少なくても生活できる体験は、自分に勇気を持たせてくれます。(キャンプ好きの人からすると、「純粋に楽しむ」のとは違う感覚に驚かれます)
定期的に自分のできたことと、未来を考える時間を作る
子供の時に欲しかったものと、大人になって欲しくなるものが違うように、人はそのタイミングによって自分のニーズも変化していきます。
なので、定期的に自分が
・今後したいこと
・どうなりたいか
など、考えてみる時間を作ることがオススメです。
自分ができていることを知ると、好きなものの傾向がしれたり、自信にも繋がります
人からのアドバイスを聞いてみる
「自分のことは自分が一番分かっていない」という言葉があるように、案外自分のことって見えていない場合があります。
自分を知る為に
・お勧めされたことを試してみる
・自分と似ている人がしていることに挑戦してみる
など周囲のアドバイスや、周りの人がしていて「コレ楽しいかも」と思うことにチャレンジしてみるのも方法です。
その他にもオススメの方法
その他にも
・素直に自分を表現する
・とにかく行動する(体験する)
・自分ことを言葉に落とし込んでみる
などもオススメですよ。無理に対応することはないので「コレはなんだか嫌だ」「合わなそう」という直感を信じるのも大切ですし、自分の気持ちに素直になって行動するのも大事です。
また、自分の中に(変更可能な)ルールを持っておくのもいいですよ。ルールにするには言葉にする必要があります。モヤモヤした状態を言葉にするには自己理解がないと対応ができないので、言葉に書き出すのも自分を知る方法になります。
最後に・・・
どんなに仲がいい人でも家族でも、自分と同じ人間はこの世に存在しません。
そんな大切な自分のことを「あの人と同じでいいや」「よく分からないけど〜」で人生のチョイスをしていると、心のどこかで「「本当はコレがしたくないんだけど。何がしたいか分からない」と満たされない状態が続いて、当たり前になってしまいます。
本当の自分と向き合う時間を大切にして、ハッピーな毎日を過ごしてください^^
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