本質を押さえれば意見を変えてもOK!?物事の全体像を理解するとブレなくなる

本質を押さえれば意見を変えてもOK!?物事の全体像を理解するとブレなくなる 学んだこと

自分が進もうと思っていた道が分からなくなって

「迷走している・・・」
「何が目的か分からなくなってしまった」
「私の行動って進みたい方向と一致してる??」

など、自分の行動がなんのためか分からなくなって迷子になってしまうことがありますよね。

これは他のことにも言えて、全体像や目的がはっきり見えていると、

・必要な方向転換
・不必要な選択や行動
・なぜ頑張っているか分からなくなる

などのことがなくなります。

回り道も大切なことがありますが、「自分が何をしたいか」「今どうして動いているか」を知っているのといないのとでは、モチベーションも変わってきますし、何よりも大切な自分の時間をより有効に使うことができますよ。

今回は、物事の本質を押さえる考え方とコツについて紹介します。



物事の本質とは何か!?

本質の意味

物事の本質とは、「物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿」という意味です。

・自分が考えている中で一番大切にしていること
・対応していることの性質
・目的の根底にあるもの

といった意味で使う人が多いのではないでしょうか。

shigeko
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使い方にもよりますが、「一番大切なこと」というイメージが一番分かりやすいかもしれないですね

この、「本質」を理解していないと、目の前に起こることが一貫して見ることができず理解できなくなるります。

仕事や人のこともそうですが、自分自身の目的や目標も曖昧になってしまうので、「本質」を理解するのは大切です。

本質の捉え方とは??

では、「本質」の捉え方とはどういうことでしょうか。

例えば、仕事で「あるプロジェクトを成功させる」ということを軸に動いていた時、その仕事をA社に依頼をしようと資料を作っていたところ、よりいいB社の存在を知って資料をB社用に作り替えることにしました。

この資料を作る作業を頼まれた人が「プロジェクトを成功させる」ことを理解していれば「B社の資料を作ろう!」と理解して行動できますが、それを理解っしていなかった場合どうなるでしょうか?

「意見がコロコロ変わる人だな」
「なんでせっかく作った資料を作り直さないといけないの?」
「A社の取引先の人すごく感じがいいのにB社に変えるの!?」

などの自分目線の不平不満が出てきてしまうかもしれませんよね。

ここで問題なのは、「本質が理解できていない」と目の前に起こることへの反応しかできなくなること。また、本質を理解してもらう努力をしないと、相手の視野を狭めてしまい物事がうまく進まなくなることがあるということです。

shigeko
shigeko

目の前に起こることで判断だけしていると、ゴールしていたところから離れていた・・・なんて状態になりそう

では、どうしたらいいのか!?を考えていきましょう。

本質を理解して選択できるようになるための考え方

本質を知ることで自分の選択をしやすくなるので、場面ごとに例を見ながら考えていきましょう。

自分だけの問題の場合

自分の中で「本質」(目的に似たもの)が理解できると選択にブレがなくなります。

例えば、「若いうちから自分の自由な時間が欲しい」ということが目的だった場合、選択肢はいくつか考えられます。

・就業時間が短い会社
・お金を貯めて早く退職する
・自分で好きなことを仕事にする

など。でも、自分では何が一番合っているのか試してみないと分からないですよね。そのために、転職が多くなる・大手の会社を辞める・自分で起業してみるなど行動をしていくことを間近で見ていた人が、

「そんなに転職ばかりしていると飽き性だと思われて信用がなくなるよ」
「大手を辞めるなんてもったいない。同じところに戻れないよ」
「自分で起業して食べていけるの?不安定になるよ」

などその人が「目指す生き方」を理解していない一般的なアドバイスなどをされてしまうこともあります。

もし、自分の目的・本質が理解できていたら、そんなアドバイスに対しても「ありがとう。でも試してみる」と言えますが、自分で何を目的としているか分からなくなってしまうと

「確かに人からどうみられるか不安かも」
「金銭的な余裕とかないと将来が不安だよね」
「今の会社にいるとみんなから『スゴい』って言われてるしな〜」

と、目的とは違う方向の答えや考えが出てきてしまい、「自分がどうなりたいか」が見えなくなってしまうのです。

shigeko
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人からのアドバイスを参考に方向自体を考えられるならいいけど、本質的なことを忘れてしまうと人の意見に心が揺れ動いて、何も選択できなくなってしまうかもしれませんよね

仕事などメンバーが増えた時

1人ではなく、複数人でいる時などは、相手の本質・プロジェクトの本質等をしっかり理解しておかなと、自分の言動が「内容を理解できない人」という状態になってしまいます。

目的などを理解できていないとつい「自分目線」でしか物事を見れなくなり、主観的考えから判断してしまうことが多くなってきます。

それでも会社の仕事は回りますが、周囲との信頼関係は作りにくくなるでしょう。

逆に「本質を理解した言動」ができていると、自分もゴールのために何をしたらいいかを取捨選択できますし、周囲とのバランス調整もできるようになってきます。

shigeko
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仕事を任せる時には、やっぱりプロジェクトの本質を理解してくれている人の方が話が通じやすいですし、「なぜやるか」を理解してくれているので、またこの人と仕事がしたい!と感じることが多いです

そのためには、

・この対応していることの目的は何か
・今対応していることはベストなのか
・他に選択肢はないのか

などを考える広い視野を持っているといいですね。反対に、自分がリーダーの立場になった時は「全体の目標を共有する」ことを意識するのも大切です。

1つのプロジェクトが「家を作る作業」だと仮定すると、自分が積み上げているブロックがどこのパートなのか、この材質でいいのか、向きは合っているのか。をブロックを置きながら少し離れて全体からも確認できるようになれるのがベストです。

最後に・・・

「本質を押さえる」ことについて書いてきましたが、自分がしている行動が何のためなのかを理解できないと、「頑張っていたことが無駄だった」なんてことになりかねません。

本質にあった行動が取れているのか!?を確認するためには、自分が目の前で行っていることが目的全体で見た時に行動のベクトルが合っているのかを俯瞰するといいですよ。

そうすると迷いも少なくなり、自分でどうするかの選択がとってもしやすくなります。

あなたが自分が「こうなりたい」未来に少しでも近づいていけますように^^

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