皆さんはどんな働き方をしていますか。
私は、5年前に(自分で書くのもなんですが・・・)超大手で安定した職についていました。関わる取引先の人にも
と何人にも言われていました。
でも、そんな会社を自ら退職することにします。フリーランスとして働く中で最初は不安定な状況に耐えられず、「早まったかな〜」「辞めなければよかったかも」なんていう時期もありましたが、今では心から「辞めてよかった」と声を大にして言い切れます。
働く基準や価値は人それぞれ。
今回は、友人と話していて感じた「働くことへの価値観」について紹介します。
なんで働くのか?
なんのために働くの?
人はなぜ働くのでしょうか。
理由は人それぞれですが、私の周りで最も多い意見が
ということでした。
もちろん私もそう考えていたので「生きていけるお金への不安がないなら働きたくない」という気持ちがいつもあって、周りの友達ともよく「働かなくていいなら会社辞めたい」という話をいつもしていた覚えがあります。
お金だけのために働くことを本当に割り切れればいいですが、案外他の感情もみんな持っていたります。
・評価が上がったら嬉しい
・達成感が得られる
・人に喜ばれることがしたい
など「お金が欲しい」以外の感情を持っている場合も多いです。
働かなくてもいい人たちはどうしてる?
では、働かなくてもいいくらいお金を持っている人たちや、働かなくても自動的に収入を得られる状態にある人はどうしているのでしょうか。
私がフリーランスになって、投資や家賃収入で十分なお金を毎月得られている人と知り合いました。そんな人は何をしているのか・・・というと、働いていたんです。
その理由は
・やりたいことがあるから
・好きなメンバーで何かをしたいから
など理由が前向きなものが多い印象でした。

働かなくても良いのに働く状況は信じられませんでしたが、話を聞いているとワクワクして「働くって嫌なことばかりではないんだな」と感じました
OLの友人から連絡があって感じたこと〜働き方を改めて考えた〜
先日、OL時代に仲が良かった友人から連絡がありました。
彼女も大手企業の一般職で転勤や残業もなく福利厚生がしっかりした企業で長年働いてきたので、収入もそれなりにあります。
働き始めて約20年大きな部署異動や環境の変化はなく、物足りなさもあるかも知れませんが、安心して働き続けることができる羨ましい環境です。

総合職で務めていた私は数年に一度環境が大きく変わることが決められていらので、ずっと変わらない安心感は羨ましかったです
ところが、そんな友人から久しぶりの連絡があり、「会社の合併のため地方に異動することになった」というのです。
私も環境の変化が多くありましたが、基本は自分の家から通える範囲内のことなので、引越しはありませんでした。
アラフォーになってくると、両親の介護の心配だったり、さらに独身となると新しい環境への不安を分かち合う人も少ないというデメリットもあります。
反対に、気分を変えるチャンスにもなる可能性もありますが、ポイントは自分が望むか望まないかは関係なく、会社の決定に対してNOという選択肢がないということです。もし、嫌なら会社を辞めて自分の条件に合うところを新しく探すしかありません。

会社に身分を守られているけど、会社の決定を聞くしかないこともあり、代わりはいくらでもいるので、自分がゲームのコマになったような気分になったこともありました
私も過去に会社の決定を受け入れるしかなく何度も泣いたことがあったので、会社に振り回されずに生きられないかな・・・と考えて、自分で働くフリーランス(個人事業主)に方向転換をした経緯があります。
今の私の働き方〜自分にとっての理想を見つけた〜
友人からの連絡をもらって、改めてフリーランスでの働き方は今の私には合っているので、5年前に会社を思い切って辞めてシフトチェンジして良かった・・・と思いました。
そんな私の働き方をここで少し紹介させていただきます。
フリーランスになって良かった点・悪かった点
OLで働いている時、フリーランス(個人事業主)で仕事をしている人の話を聞いて
・不安定(身分・収入)
・押し売りされるイメージがある
など、会社員のほうが安定しているし、良いな〜と思っていました。
実際に、
・引越し(家探し)
などお金に関しての信用が企業で働いている人よりも少なく、「大変だな〜」と感じたことはありましたし、収入が苦しくて出来高制のためにすごい押し売りをしている人なんかを見ると、会社で保護されながら仕事をしているほうが良いと感じたこともあります。
でも、それ以上に驚いたのが、「仕事=我慢・辛い・大変」だったイメージが、仕事を楽しんで稼いでいる人がたくさんいることを知れたことでした。
そして、私も自分の基準で仕事を選んで対応することが少しずつですができるようになってきていて、

この気持ちのまま働けるなら、一生働いても良いかも
と自分自身で感じられたのが発見でした。
自分の責任で決定し、行動できる自由がある
フリーランスで働いている私を今でも会社勤めの友人は「時間の自由があって良いね〜」と同時に「収入や身分が不安定じゃない?」と言われることが多いです。
実際に私も感じていたし、そう思われるのは当然だよな〜とも思っています。いつ仕事がなくなるか分からないし、次の月のお給料がないことだってあるかも知れません。
でも、それ以上によくも悪くも自由を手に入れました。
仕事は自分で決めて対応することができるので、良い点としては、平日など関係なく遊べたり、場所も選ばずパソコンを持って作業ができること。
悪い点は土日などないので24時間が働く時間にもなりかねないことです。ずっとパソコンと向き合っていて人とか変わらず1週間過ごしていた・・・なんてことはザラにあります。
それでも、その行動を決めるのは自分です。
自分で考え、自分の裁量で決断し、成果を実感することができることが働く上でこんなに楽しいことだとは知りませんでした。
アラフォーをすぎてから友達が増えた
会社勤めで過ごしていた時は、生きている時間(起きている時間)のほとんどを会社に使っていました。
平日の自由な時間は会社から帰ってきてご飯食べてお風呂に入ったら1時間〜2時間くらい。休日も疲れて休んでいるか、習い事または学生時代の友人にたまに会う程度でした。
でも、フリーランスになってから、学生時代には出会わなかったような人にも多く出会い、仕事・遊びを一緒に楽しむ人が増えました。

今まで知り合いにいなかった、海外に住んでいる人や地方の友人などが増えて、遊びにいかせてもらったりもしています
会社を辞めていないと出会えていない人ばかりで、これまで色んな人と触れ合うことができている今がとても楽しく、「会社を辞めて良かったな〜」と心から感じています。
精神的に穏やかで安定するようになった
会社で働いている時はいつもどこかでイライラしていました。
・会社の仕事を押し付けられてムカムカ
・上司や取引先の人をヨイショする自分にヘトヘト
というマイナスの感情で過ごしていることが多くて、会社の人と飲み会に行ってもグチや慰め合いなどの話題がほとんどでした。

起業家の人や社会で成功している人が「居酒屋でサラリーマンの話聞いているとグチばっかり」という話がありましたが、まさにその状態で、でも、他になんの話をして良いか分からない状態
今は、友人と話す内容はポジティブな話題がほとんどです。
・趣味のこと
・仕事で今後どうしていきたいか
・どうしたらもっと楽しく生きられるか
など、人に対しても自分に対してもイライラすることがほとんどなくなり、穏やかな生活を送ることができています。
最後に・・・
今回は友人の転勤をキッカケに、自分の働き方を振り返ってきました。
会社に求めることだったり、働くことへの意欲や、人生の目標はや価値観は人それぞれです。私の選択が正解なわけでもないですし、これから先だってどうなるかわかりません。
でも、大切なのは「自分で決めた人生を納得して過ごせているか」「自分でどう生きたいかを選択できること」ではないかな〜と感じています。
最後まで読んでくださったあなたの人生が自分で「これで良かった!」と思えていますように!
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