【趣味を見つける】2022年2つ目:アート5週間目〜ハーモ美術館・現・ルソーに会いにいく〜

【趣味を見つける】2022年2つ目:アート5週間目〜ハーモ美術館・現・ルソーに会いにいく〜 楽しみ(趣味)

今年は自分の人生を楽しめるように「趣味を見つけたい」と、人生を豊かにしてくれそうなことにチャレンジしていくことにしました。

そこで、色んな「面白そう」「楽しそう」なことを1〜2ヶ月本気で学んで、好きになれるのか!?を試していくことにしました。

今月新しく加えたのは「芸術を楽しむ〜歴史を知ろう〜」です。

今週は長野県にあるハーモ美術館に常設されている「ルソーの絵」を見にに行ってきました。その時のことを紹介させていただきます。



5週目:ハーモ美術館〜ルソーの絵を見に行ってきたよ〜

今週は長野県諏訪市にあるハーモ美術館まで行ってきました。

東京の美術館よりもこじんまりとしていますが、展示されている絵画などはどの作品の画家も聞いたことのあるものばかりです。

そして時間もゆっくりと流れていて、とても素敵な美術館だったのでレポートさせていただきます。

企画展・常設展の違い

今まで行った美術館の特徴は「企画展」ということです。企画展とは、その美術館で所蔵していない絵画を他のところから借りて見ることができるものです。

企画展のいいところは、海外に行かなくても世界の素晴らしい美術展を日本にいながら見ることができる点です。

shigeko
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入場料・ガイドイヤホンなど合わせると3,000円くらいになりますが、海外まで行って見にいくことを考えたらお得だといつも思っています

反対に常設展とは、その美術館が所蔵している作品を見ることができます。

ルーブル美術館と聞くと「モナリザ」とイメージするように、その美術館の顔・イメージといってもいいかもしれないですね。

「ハーモ美術館」に行った理由

今回、長野県諏訪市にあるハーモ美術館に行った理由は、ルソーの絵を7点も展示してあるという点です。(しかも、ハーモ美術館所蔵というのがすごい!)

ルソーは絵の才能をなかなか認めてもらえず、現在世界にあるルソーの絵画は300点ほどとも言われています(もっとたくさん書いていましたが、価値が認められずぞんざいに扱われていたようです)。

shigeko
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そんなルソーの絵画を7点も保有しているなんてすごい!!

ということで、長野県諏訪市にあるハーモ美術館までルソーの絵を見に行ってきました。

ハーモ美術館とは〜魅力について〜

ハーモ美術館は長野県諏訪市にあります。下諏訪駅から徒歩18分、またはバスも出ており、目の前が諏訪湖(近くには公園もあったり、遊歩道があったりと)という絶景のロケーションの中にあります。

shigeko
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18分と聞くとちょっと遠い気もしますが、諏訪湖に向かって知らない街をのんびりと歩いていると、楽しく散策しながら向かうことができますよ!

産業用ロボットメーカー創業者:濱富夫氏と、ディレクター:関たか子氏によって1990年4月に開館しました。(パンフレットより)

東京にある国立美術館のように大きくはないですが、

・アンリ・ルソー
・グランマ・モーゼス
・藤田嗣治
・シャガール
・マティス
・ミレー
・ダリ

など世界を代表する有名なアーティストの作品を楽しむことができます。

shigeko
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何といっても、東京の美術館のように人で溢れていて絵をなかなか見れないなどということがなく、のんびりゆっくり自分のペースで絵を楽しめるところが最高です!

絵を見るときに企画展だと「ここから入らないでください」という線がありますが、線がないので結構近くまで見ることができ、画家の筆遣いがよくみれます(常識的な距離は保っていました)。

ハーモ美術館のHPはこちらになります。

ハーモ美術館
テスト

画家「アンリルソー」とは?

ルソーとは

ブリキ職人の息子としてフランスのラヴァル市に生まれるたルソー。

パリ市の入市税関吏として働いていたため、「ドワニエ・ルソー(税関吏ルソー)」と呼ばれていました。

日曜画家(趣味)として絵を描き、1886年よりアンデパンダン展(誰でも出展することができる)に出品をします。

1893年に市税関を退職した後は、本格的な作画活動に入りましたが、なかなか認めらませんでした。

shigeko
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ルソーが初めてアンデパンダン展に絵を出した時、「涙を流して笑わぬ者はいなかった」と新聞に掲載されたほど彼の絵を当時の人は理解できませんでした

ルソーの凄いところは、「批評を気にしなかったところ」です。むしろ批評を賞賛にちかい状況と捉えていたとも言われています。

「子供が描いた絵」と一般の人にはなかなか受け入れられなかった彼の絵の才能を、ピカソやドローネーらの画家が発見し、今では世界の名だたる美術館で展示されています。

ルソーが与えた影響

ルソーの絵はありえない構図だったり、組み合わせがあるのも魅力の1つです。

例えば、ジャングルの絵を書いているのに、そこは森林だったり、人の遠近感が現実ではありえなかったり・・・と。

でも、そのありえない組み合わせを描くこと(コラージュ感覚)がシュールレアリス(シュールレアリスム)に繋がったとも言われています。

シュールレアリスムの代表といえば、溶けている時計を描いて有名なサルバドール・ダリもその一人です。

また、ピカソはルソーの独創的な絵に影響を受けた作風が多いとも言われています。

shigeko
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ピカソはルソーの絵を所有していたんですよ

最後に・・・

今回はハーモ美術館とルソーについて紹介させていただきました。

大きな美術館というと都心を思い浮かべますが、地方にも素敵な美術館はたくさんあり、みんなが足を運びにくいからこそ絵とゆっくり向き合うことも可能になります。

shigeko
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旅行をしながら美術に親しむのもいいですよね

ぜひ、みなさんも機会があったら行ってみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました^^

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