好きなことを仕事にする方法は?好きだけを追いかけても叶わないかもよ

好きなことを仕事にする方法は?好きだけを追いかけても叶わないかもよ その他

働き方や職種の選択が自分で選びやすくなり「好きなことを仕事にする」「自分の好きで稼ぐ」という言葉を聞くようになりました。

でも、本当に好きなことを仕事にすることはできるのでしょうか?

shigeko
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私は昔アクセサリーを作るのが好きで、手作り販売サイトで売っていましたが、今では全く活動していません

その時、自分の好きなことを仕事にするってどういうこと?と悩み、「好き」を仕事にしている人に話を聞きに行きました。

みんな仕事を楽しそうにしていて、まさによく聞く「好きを仕事にしている」状態でした。でも、どうしても私の状態とその人たちの状態や考え方に壁がある気がしたので、自分の手作りアクセサリー販売がうまくいかない原因を探ってみることにしました。

今回は、自分の好きなことを仕事にして稼いでいる人に聞いた「好きなことを仕事にするとは!?」について紹介します。

もしかしたら「好き」が違うところにある可能性もありますよ。



好きなことを仕事にするって?

好きなことを仕事にすると聞いてイメージするのが「自分が楽しい・好きと思うことを仕事にして生活している状態」ではないでしょうか。

私の周りにいる仕事を楽しんでいる人も、みんな「仕事が楽しい」「自分の天職」と話している人が多いです。

shigeko
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自分の好きなことを仕事にできているなんて羨ましい・・・しかも、すごく楽しそう!

これだけを聞くと、「自分が好き」をなんでも仕事にできると考えてしまいますが、実はここから間違いがスタートしています。「好きなことをしているのに、全く仕事がうまくいかないし、楽しくなくなってきた」という人は少し視点を変えてみるといいかも知れないですよ。

次の章で説明させていただきますね。

好きなことを仕事にしようとするときの落とし穴

この章では、私が「アクセサリー」を作ることを仕事にしようと思ったときに失敗したことを元に見ていきましょう

好きなことは必ずしも利益になるとは限らない

「好きなことを仕事にする」ときに考えて欲しいことが、自分が好きなことを「仕事として考えなければいけない」ということです。

ただ「好き」だけでは仕事にはならないこともあるということです。

私がアクセサリー作りが好きで、よく友達にプレゼントしたり、自分で作ったものをつけて楽しんでいる時期がありました。

shigeko
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作るのが好きだし、これが仕事になったら(稼げたら)最高かも!

と思い、起業家の先輩に少し話したことがあります。すると・・・

「原価率ってどのくらい?」
「1つの利益設定はどう考えてる?」
「自分だけで作って売るの?」
「時間単価にその収入は納得できる?」

など、「趣味の延長」ではなく「仕事として利益を上げる」方法の話をすごくされました。

shigeko
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それもそうだけど、まず小さな「できた」を積み重ねるのも大切じゃない?

今振り返るとありがたいアドバイスでしたし、私も同じようなことを今なら言うだろうな〜と思いますが、当時の私は自分の夢を否定されたような気持ちになってしまっていました。

仕事として成功させたいなら「利益」「時間単価」を考えるのも大切

自分が何か買うときのことを考えよう

商品を作って仕事にできたらな〜と思ったとき、原価などを考えて、自分の手間賃も考えて値段を設定するようにしました。

いくつか作成して商品をアップしてみましたが、一向に売れないんです。

そのとき考えていたのが「自分のこと」だけで、

・自分がどれだけ時間をかけたか
・自分がどれだけ利益が得られるか
・自分が月に幾つ売りたいか
・大変な作業をすると私がたくさん作業ができない

など、全部主語が「自分が〜」です。

でも、自分が買う側になったとき、この値段で買うか・・・と考えると、

「ん〜欲しいものもあるけど、そうでないものもあるかも」
「この値段を出しては買わないかな・・・」
「似たようなもので安いのがあるかも・・・」

など、自分の想像していた商品単価とお客さんが納得して買ってくれるの間には「差」があることに気づきました。

さらに問題なのが、「在庫」を抱えることです。せっかく作ったのに買われない自分の商品だけが溜まっていく状態は精神的にも苦しくなってきます。

shigeko
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どうしよう・・・作ることが楽しくなくなってきたかも・・・

購入する人が「欲しい」と思うものが作れているのか?それで利益が出せるのかを考えよう

仕事において「好きなこと」と「好きな状態」が違うこともある

「アクセサリー作り」を仕事とすることに、だんだん楽しさを失っていきました。

shigeko
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友達に作ってプレゼントして喜んでもらったときのような「嬉しさ」があると思ったけど、全然違う・・・

私のように「好きなことを仕事にする」ことを目標にしていたのに「つまんなくなってきた」人は、もしかしたら、仕事においての喜びが違うところにあるかも知れません。

私が最初「好きなことを仕事にする」でイメージしていた幸せな状態は、

好きなことを仕事にする → 楽しくなる

と思っていましたが、実際の感覚としては

???(何か嫌ではない仕事) → 認められる → お金が対価として入ってくる → 楽しくなる

と「認められて」「報酬がある」ことを考えていない状態で、正しくは、「自分が提供した価値」に喜んでくれる人がいて、生活できる収入になったら楽しくなると言うことにだんだん気づき始めました。

「理想の状態」は好きなことを仕事にするだけど、「好きなこと」ありきで考えないことも必要

好きなことと得意は違う

自分の好きなこと「アクセサリー作り」を仕事にしようと思いましたが、色々考えていたらだんだんつまらなくなってきていきます。

shigeko
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好きなことだから、自分の思いもあるし、認められないのは辛い・・・

そんなとき、「ライター」としての仕事も始めることになります。周囲から指摘をされたり、思ったように書けないこともありましたが、「仕事」と割り切っていたので淡々と続けていくことができました。

そうすると、自分が対応したことで喜んでくれる人が増え始め、収入もUPし、仲間も増えていきました。

shigeko
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最初はなんとも思わなかったけど、「ライター」は向いているかも。これでお金をいただけるなんて最高!

と気持ちが変わっていったのです。

まさに

ライティング → 認められる → お金が対価として入ってくる → 楽しくなる

のスパイラルに入っていきました。

今では、周りに楽しそうと言われるくらい自分でも「好きなことで仕事をしています」と胸を張って言えます。

「できるようになる」が自分の好きに変わることがある

好きなことを仕事にしている人はどうやって見つけた?

自分の「好き」に気がついてから、私の周りにいる「好きなことを仕事にする」を実現して生活している人の話をよくよく聞いてみると、私のように「好き」から入ったのではなく「自分の得意」が人に喜ばれて、それを生かしていったら仕事が楽しくなった人が多いことがわかりました。

なので、「好きなことをしているのに、お金にならないし、つまらなくなってきた」と言う人は、自分の得意なことに注目して対応してみるのも方法です。

自分がすごく努力しなくてもそこそこ対応できることを磨いていけば、周囲に喜ばれて「自分の好き」に変わる可能性があります。

shigeko
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自分が好きで対応するだけではなくて、やっぱり「誰かに喜ばれる」「認められる」ことが次のパワーになることがありますよね

自分の「これを絶対に叶えるんだ!」と突き進めないことは悪いことではないですし、周りに聞いても、「喜ばれることがパワーになる」と自分の得意を仕事にしている人が多いです。

どうしてもやりたいことは、力がついた後にやってみる・得意なことと好きなことを掛け合わせている、なんて人もいたので、アプローチ方法を見直してみるのも方法ですね。

【好きな仕事をしている人に聞いて分かったこと】
・自分の得意を最大限使って喜ばれることが幸せだった
・人が苦手で、自分が得意なことを磨いた
・「得意なこと」×「好きなこと」で仕事ができないか探した

最後に・・・

私のように、思ってもみなかったところから「自分の好き」を見つけ「好きなことを仕事にする」状態になる場合もあります。

自分の人より簡単にできて喜ばれる「得意」を伸ばしていくことで、「好きなことが仕事になっていた」状態を作れることがありますよ!

最後まで読んでくださったあなたも「好き」を見つけて仕事につながりますように^^

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