年を重ねるたびに自分の可能性を自分で狭めていませんか。
確かに、自分で変わることを諦めてしまっていては変わることは難しいかもしれませんが、自分の気持ち次第で人生はいつからだって変わることができるんですよ!
今回は、私の今年90歳になる囲碁の師匠との会話から、「人生いつからだって自分次第で楽しむことができる!」と感じたエピソードを紹介させていただきます。
進化し続ける90歳の師匠〜毎日を楽しんでいる〜
私は最近囲碁を習っており、その師匠が御年90歳になる方です。
何か新しいことを習いたい・始めたいな〜という時に師匠のことを知りました。昔は色んな人に教えていたそうですが、今では弟子は私ともう一人だけ。
週に1回の囲碁教室が私にとっても師匠にとっても楽しい時間となっています。そんな師匠との囲碁教室は、囲碁を習うだけでなく、色んな話になります。そこで師匠の進化を感じだので紹介していきます。
アマゾン注文
ある日囲碁教室で、「本が欲しいんだけど本屋まで遠いから困っている」と相談をされたので、私の方でAmazonから注文し、師匠のお宅まで届けることにしました。
それがとても感動的だったらしく
Amazonでものを注文してみたい
とのことで、Amazonの注文方法を伝えることに。翌週には
Amazonで注文したんだけど、うまくできないんだが、何がいけないのかな?
と質問をしてきて、その後は問題なくご自身で注文できるようになりました!
90歳になってからスマホに変えたばかりなのに、Amazonの注文ができるなんてすごい!
結構スケジュールが詰まっている
師匠はお会いする1週間何をして過ごしているんですか?
やることがたくさんあって、意外に忙しいんだよ。今週は〇〇に出かけるし、明日は〇〇の予定もあるし・・・
えっ。アクティブですね
週に何回かは外に出て散歩したり、街の様子をみたりしてメリハリもつけてるよ
それに、今は「教える」ということも増えたから、その勉強もたくさんしないとね
教わる私よりも、師匠の方がめっちゃ勉強している〜〜〜
年齢を重ねると、学生の時のように新しく学年が上がっていくこともなく、社会人のように求められる仕事もないので、何か自分で「やること」を見つけて対応していく必要がありますが、師匠は毎日を「何をしようかな〜」と自分の人生を楽しくする方法を持っています。
年を重ねても人生を楽しんでいる人がしていること
そんな師匠の近くにいて、「自分の人生を楽しんでいるコツ」が見えてきたので紹介します。
学ぶことをやめない
私が驚いたのが、毎回話す内容が「同じではない」ことです。祖母と話していると、昔の思い出話を何回も聞いたことがあるので、年齢を重ねると、「話したいけど話題がない」状態になる人も多いです。
でも、師匠は「この本は面白かったよ」とか「〇〇はおいしかったね」など自分が行動したり知っている範囲のことで毎回新しい話をしています。
そして、同じような話でも、切り口を変えるという話上手な面も見えました。
話す話題があるということは自分でインプットをしているからこそですよね
好奇心がある
「学ぶこと」に興味があるということは、色んなことに好奇心があるということです。
スマホを持った時も、「LINEが便利らしい」と聞いて、自ら「スマホ教室」に通ってLINEを使いこなせるようになりました。
何か自分の生活が便利になったりすることに対して「昔のやり方が一番」という考え方ではなく、試してみて判断をするということをしています。
以前、インド料理を「食べてみますか?」と聞いたところ「YES」とすぐに返答されていました
ただ、馴染みのない香辛料はあまりお好みではなかったようなものの、自分で試してみる精神にはすごいな〜といつも学びがあります。
趣味がある
自分の余暇を楽しい時間に変えるためには、自分の好きなことや熱中できるものがあるといいですよね。
師匠は、90歳になった今も、「読書」「囲碁」「勉強」といった自分の時間を楽しむものを持っています。
そして、その話をするときは自分の意見や感想をしっかり持っていて、「こうするのがいいよ」とアドバイスもしてくださいます。
今はこの3つがメインでしたが、若い頃は他にも色んなことにチャレンジをされていたと聞き、何でもコツコツ対応さえれる性格が出ているな〜と感動しました。
話す人がいて、相手を受け入れることができる
いくら趣味があっても、1人でずっと過ごしていると毎日にハリが少なくなってしまします。
でも、師匠は自分の趣味を分かち合う仲間がおり、定期的にコミュニケーションをとっています。
1番のメインは囲碁ですが、教える以外にも近所の「囲碁会」に参加し、上段者と囲碁を楽しむことをしています。
自分が馴染みのあるコミュニティがあり、定期的に人に会えるのは楽しみになりますよね
話していていつも思うのが、きちんと意見や考えを受け入れて、その上で話を進めてくださる姿勢です。
父親を見ていると年を重ねると、自分とは違う考えを言われるのが嫌になってきている印象があります。
自分の人生を丁寧に生きている
師匠は90歳になりますが、サポートを受けながら自分でもご飯を作ることをしています。
他にもお庭にはいくつかの野菜を育てていて、季節を楽しみながら自分の生活リズムをきちんと守って毎日を過ごされているのです。
私は何かすることがないとダラダラしてしまうので、規則正しい生活を遅れていることが素晴らしい!といつも自分の生活を反省しています
自分の時間を大事にできるからこそ、人のことも大切にできるんですね。
最後に・・・
今回は師匠の生活から、人生を楽しくする考え方をまとめさせて頂きました。
年齢を重ねても自分次第で毎日にハリは出てきますし、新しいことを吸収することができます。
私も、自分に制限を作らず、どんどんチャレンジをしていこうと思いました。ぜひ、大切な自分の人生を「今さら・・・」なんて思わず、今からできることをドンドンしていきましょう!
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