生きていると人生の中でうまくいかなかったことや失敗した経験を何度もしてきます。
小さい頃「失敗は成功のもと」なんて言われてきた人も多いと思いますが、本当に失敗は成功のもとなのか?親が子供を励ますために使っていたのではないか?と考えてしまうこともありませんか。
私も人に言えない失敗から思い出しただけでも恥ずかしいようなことまで色々ありましたが、「失敗は成功のもとだね〜」とはなかなか思えないことの方が多かったです。
でも、友人の中には失敗を活かして自分の人生のステップアップをしたり、「失敗=悪いことではない」と考えている人がいます。
失敗ってできれば体験したくないけど、「良くないこと」ではないのかな?
そこで、失敗の捉え方をちょっと変えるだけで人生が好転している人の紹介と、失敗は成功のもとと本気で思えると自分の気持ちが楽になった方法を紹介させていただきます。
「失敗は成功のもと」の意味
失敗とは・・・
まずは「失敗」について考えていきましょう。
「失敗」という言葉には「できない」「うまくいかない」などネガティブな感情になってしまうイメージがありますよね。
失敗には「客観的事実」「自分の感情」とあります。
・側から見て失敗でも自分にとっては失敗ではない(客観のみ)
・側からは失敗ではないが自分にとって失敗である(主観のみ)
という状態です。
「周囲も自分も失敗と思う」「周囲は問題ないと言っているけど自分にとって失敗」というのみが気持ちが落ち込んでしまう状態ですが、周囲からの影響を受けやすい人は、周りから失敗と判断されて自分も落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
事実と感情を分けて考えると「失敗」という捉え方も変わってくるかも!
失敗は成功のもと
起こった「失敗」があったけど理由を知って次は問題なくできた・それ以上にいい結果が出た。などという時に使うことわざですね。
テストの点数が悪かった場合、その時点で見ると「失敗」ですが、そこからできないところを勉強して自分の知識として活かせるようになったなら「失敗は成功のもと」と言えます。
「失敗」はある地点のことで、その後どうするかでその失敗の価値が変わると言うことですね
自分にとって「失敗」とは何か?
いくらその後の人生の糧になると言われても、できれば「失敗」はしたくないし、できないことで落ち込んだり悲しい気持ちになりたくないですよね。
私は人生の中で失敗をたくさんしてきて、「苦しい」と感じてしまったので「失敗=自分にとって悪いこと」と定義づけていました。
でも、見方を変えると
失敗って悪くないかも・・・
と思えたので、その方法についてシェアさせてもらいます。
失敗は悪いこと?
人生の中で「失敗」をしたことがない人はいないですよね。
私はどこかで失敗は「恥ずかしい」「いけない」「できれば避けたい」「隠したい」という気持ちがとても強い人間でした。
それは失敗するたびに親や上司・先輩にすごい怒られてきて、何度も「心が辛くなる」経験をした過去があるからです。もし、私と同じように感じている人は過去の経験が原因でそう感じていることが強いのかもしれませんよ。
失敗はポジティブなものではないですが、100%「悪」でもないので、まず「失敗」を必要以上に怖がっているのなら、その理由を探ってみてください。
自分にとっての失敗とは何かを考えてみよう
では、次に自分にとっての「失敗」を考えてみましょう!
これは私が数年前、会社を辞めたいけど動けない状態でいつも口だけ「会社辞めたいです」と言っていた頃のことです。
なぜ行動できないのか考えてみたら、その理由が「失敗したくない」からということがわかりました。そのことを起業している先輩に話したら
shigekoにとって失敗って何?
上手くいかないことですかね。今の生活以下だったり、人から「失敗」って思われたくない
ん〜それって曖昧じゃない?しかも人基準なんだね。そのままだと何も行動できなくなっちゃうよ
先輩にとっては何が「失敗」なんですか?
私は、自分が好きなことができなくなることかな〜。大袈裟に言うと「死ぬ」こと以外。最初は落ち込んだとしても、どんな状態になっても「楽しく生きる方法」を見つける自信がある
みんなが言う「失敗」ってチャレンジした証拠なんだよ。上手くいかなかったことに目を向けるんじゃなくて、チャレンジした自分を褒めることと、自分が再起不能にならないところで逃げるようにすれば大抵大丈夫だよ!
なるほど・・・そんなふうに考えたことなかったな・・・
私は自分の中の失敗を「誰かに怒られる」「誰かに避難される」「誰かに否定される」と常に誰かを気にしていることに気付きました。
「自分にとって失敗ってなんだろう?」と考えてみると、「生活していけなくなる」「返済できない借金を作る」など出てきましたが、同時にどこまで試せるのか?解決方法はないのか?も考えていくことができました。
失敗の考えが変わってから
今までの「失敗」というイメージが「誰かから否定されること」と人からの視線ばかり気にしていましたが、「自分」として考えるようになりました。
もちろん、人に迷惑をかけたくないですし、被害を与えたくない前提ですが、人からの「それって上手くいかないんじゃない?」などの言葉は気にしないようにしていくと、自分がしたいことが見えて、少しずつ行動(チャレンジ)できるようになってきます。
自分が「毎日つまらないな〜」「もっと楽しいことがあればいいのに」「もっと自由な生活ができたらな・・・」など考えていたけど叶わない状態だったのは、「失敗したくない。だから現状維持で動かない」ことが原因でした。
そして、何か上手くいかなくても、「この方法がダメだっただけ。同じことはしないようにしよう」と考えられることが失敗は成功のもとという考えなんだと自分の中で整理ができました。
そして、「失敗」も繰り返していると慣れてきて、どうしたらいいのか対応方法も自分の中でできてくるので免疫がつき、本当に「失敗」だと思わなくなってきます。
その後、思い切って会社を辞めて、自分で「期間」「ダメになったら」などラインを決めて行動することで、上手くいかないことも全てトライ&エラーで意味のないことはない!という思考になってきました
まさに失敗は成功のもとです
最後に・・・
人生の中でできれば「失敗」は避けて通りたいものですが、周りがどう言おうと、自分の中で「失敗」と思わなければ、それは次へのステップの足がかりになることもたくさんあります。
あなたが今感じている「失敗」は次への「幸せ」「成功」に続いているものですよ。最後まで読んでくださったあなたが「失敗は成功のもと」と実感できますように^^
コメント