人と関わってる中で、意見の対立が起こってしまったり、「なんであの人は〇〇って考えるんだろう・・・」など考え方や捉え方、習慣の違いに戸惑ったり、時に怒りを覚えることもありますよね。
そんな時皆さんならどうしていますか?
人によって違いますが、
・合わせる
・意見を言い合う
・戦う
・違和感を覚える
など色んな選択肢があります。
でも、できるなら意見を戦わせたり、価値観の違いに嫌な思いをせず、お互い納得しあえるように話し合えれたり受け入れられるのが一番良いです。
違いを認め合うことができれば一番良いですよね
そこで、お互いを気持ちよく受け入れるにはどうしたら良いのか?今まで、意見が違った時には「戦う」「我慢する」などマイナスな状況しか起こらないと思っていましたが、少し視点を変えるだけでお互いの違いを認め合うことができ、気持ちが楽になった方法を紹介します。
それぞれの「普通」は違う
まず、なぜお互いの違いを認め合うのが難しいのか!?について考えていきましょう。
それぞれに影響を与えてきたものが違う
私たちはそれぞれ育った環境が違うので、「当たり前」に感じることも異なります。家族ないですら「当たり前」「普通」は違うのです。
・育った環境
・一緒にいる人
・経験してきたこと
などで、その人が考える「常識」・「モラル」・「マナー」が違ってきますよね。
私の友人によく
など自分の「普通」基準で話してくる人がいますが、ちょっと違和感を持つことがあります。それは、人によって「普通」が違うからなんですね。
視野を広げるともっとわかる違い
日本にいると気づきませんが、世界に目を向けると、もっと「普通」は変わってきます。理解しているつもりでも、ちゃんと実感していな方私に衝撃をあえた話を2つさせていただきます。
エピソード1:視野を広げよう
ねぇ、アラフォーの普通の幸せってなんだと思う?
と聞かれました。
一般的に想像するのは、結婚していて、家族がいて、旦那さんがある程度稼いでいて、23区内に住んでいたら、状況だけで考えると勝ち組じゃない?
でも、世界基準で考えると、戦争野ある国では、『何人殺したか』『住む場所があるか』とかの人もいるんだよ。人の価値観なんて、どこで生まれるかで大きく違うんだから、意見が違って当然だよね
と言われました。自分の物差しを「日本のアラフォー」でしか考えられていないことに自分の視野の狭さを実感した瞬間でした。
エピソード2:世界で「アラフォー」は初老!?
数年前トルコに旅行に行った時、ガイドしてくださった男性がもうすぐ40歳という方でした。観光名所を案内してくれている時、ふっと年齢の話になり
「私はもう40歳だから、人生の後半です。おじいさんですね。人生をどうするか考え始めなければなりません。トルコ人の平均寿命は60歳ちょっとなので、日本人の人の40歳とは多分感覚が少し違いますね」
という話をしてくれました。
日本人の48.36歳です。40歳ならまだ折り返し地点で、「これからまだ倍以上ある人生をどう楽しもう!?」と考えるところなのに、もう自分の人生をどう終わらせるのかを考えていることに衝撃を受けました。
同じような年齢でも、住んでいる場所や育った環境によって価値観の違いがあるのだと、身に染みた出来事でした。
人との争いは「正義 vs 正義」だった
人の価値観の違いは理解できても、なかなか相手を受け入れることは難しいですよね。
ある時、友達と些細な事での意見がぶつかった時、先輩に相談した事があります。
相手の言い分も分かるんですけど、どうしても納得できなくてお互い気まずい状態になってしまって・・・
そういうこともあるよね。ちょっと視点を変えて考えてみよう
戦争って起こっているけど、どっちが悪いと思う?
ん〜〜。どっちとも言えませんが、大量殺人とか、テロを起こしている集団は「悪」と見えてしまいます
そうだよね。でもさ、戦争でテロを仕掛けている側って、自分が悪役になろうと思ってそんなことしていると思う?
いや、自分たちの主張があるから、相手が「悪」ですよね
そうそう。戦争ってお互いの正当性を示すために行動していることだから、当事者の気持ちで考えると「正義」なんだよ。だから戦争って「正義 vs 正義」の戦いだから、解決するのが難しいんだよ
人の喧嘩もこれと同じ。お互いの正義をぶつけ合って双方に譲らないから激しくなっていくんの
なるほど〜。お互いの正しさを言い合っていては何も解決しないですよね
だから大事なのが「じゃぁ、どうしたら良いか考えよう!」って前を向いて考えること。それができればお互いの違いを認め合う事ができて、shigekoのモヤモヤも解決するんじゃない?
先輩にそう話をしてもらってから、自分の意見も相手の意見もお互いの正しさを主張するのではなく、どうしたら気持ちよくお互いが納得できるか、を考えて相手と話し合うようにしました。
自分の意見があるのは素晴らしいことだけど、それを押し通す事は、必ずしも相手にとって良いことではないということですね。
人を変えることはできない〜どう考える?〜
お互いの価値観の違いを認め合うことや理解し合うことの大切さや考え方はわかりましたが、向かい合う相手が同じように「じゃぁ、どうしようか?」と建設的な会話ができるとは限りません。
今回のことから学んだのは、相手は変えられない中で、自分も相手も出来る限り納得感のある話し合いができる事がベストという事です。
自分が我慢しすぎるのも違うし、かと言って論破し会いたいわけでもないです
そこで、私がしているのは、
ようにしています。
そうする事で「正義 vs 正義」の戦いが起こることもなく、自分も納得しながらお互いの違いを認め合うことのできる答えが出せるようになっていきました。
「納得する」は必ずしも相手に合わせるだけでなく、自分の中で諦める(関わらない・距離を置く)など選択肢が増えたことで、イライラすることも減っています。
建設的な会話ができるようになったこと、自分が納得している状態を作れることで、人間関係も良くなっていきます
お互いの違いを認め合うと周囲との関係が良くなる
それぞれ育ってきた環境も、好きなものも違うので、すれ違いや意見の相違が起きてしまうのは当然です。
育てくれた親とでさえ意見がぶつかる事があるのだから、一緒に過ごす時間の短い人とは「当たり前」が違って当然ですよね
お互いの違いを認め合う事ができたり、価値観の違いを受け入れて、その上で自分がどう行動するか・相手と関係を続けるかを考えられるようになると、人間関係も良くなるし、何より自分の心がとても楽になりますよ。
最後まで読んでくださったあなたが、自分も相手も大事にできる関係が築けますように^^
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