何か失敗をしたり恥ずかしいことがあったり、人生の選択を迫られた時、頭のどこかで「人にどう思われるか」で選択していることはないでしょうか。
など自分の気持ちよりも人からの目を気にして諦めてしまったり、決断していることを気づかないうちにしています。
確かに子供の頃は「親がどう思うか」で選んでいることもあって、それが当たり前になっているかも・・・
でも、誰かの目を気にして本当の自分が出せないなんて悲しいですよね。
今までのやり方だったり決断は自分の中で自然にしていることなので、「自分で人の目を気にしないで選ぶ・生きる」ということを最初は意識しないとできません。そのためには、それをしている人の近くにいることが一番早いです。
人間は周りとの協調性を図るために自分の気持ちを我慢することで気持ちが見えなくなってしまうこともありますが、動物は人の目を気にしないで自分の気持ちを素直に表せます。
そこで、私が愛犬から学んだ「自分の気持ちに素直になること」「自分らしく生きること」を今回はシェアさせていただきます。
人の目を気にするって?
人の目が気になるということは悪いことではなく、素晴らしい能力です。
・相手の気持ちに寄り添える
・相手が状態を慮れる
など、人とのコミュニケーションをとっていく上では欠かせない力をもているとも言えます。
でも、相手のことを考えや気持ちを想像できるが故に「相手から見たら私ってどう見えるのか」ということまで気にしてしまい、
・我慢することがある
・自分の気持ちが分からない
ということが起こってしまう場合もあります。
自分の気持ちとのバランスが大切ですね
愛犬から教わった自分の気持ちに素直になること
人間は色んなことを考えられるため、「秩序」「常識」「礼節」を大切に過ぎて自分の気持ちを表現できないこともありますが、犬(動物)は人間ほど人の目を気にしないです。
一緒に生活していて愛犬から学んだことを紹介します。
相手の気持ちより自分の気持ち
私は動物がとても苦手で、動物園にある「ふれあい広場」に連れて行ってもらうたびに地獄でした。そんな我が家で犬を飼うことになったとき、「マジか・・・」とこれからの道なる生活に戸惑います。
動物が苦手なので、犬に触る時は服を着替える・触ったら手を洗う・距離をとって関わるなどしていましたが、犬にはそんなこと関係ありません。
家族として私が帰ってくると全力で喜ぶし、全力で出迎えてくれるし、好きだという気持ちを毎日毎日全身で表現してくれます。そのうち、
かわいいかも・・・っていうか生活にこの子がいないなんて考えられないかも・・・
と気持ちが変わっていきました。動物が苦手で、犬に触ろうとするたびに手を洗っていた私が、愛犬を抱きしめて寝る日が来るなんて・・・1人で家に待っていると分かったら、会社を定時キッカリで上がり走って家に帰ろうとするなんて・・・最期の時は絶対に会社を辞めると心に決めるなんて・・・
そんな日が来ることは想像できませんでした。
愛犬に学んだのは、相手が不快に感じないのなら「相手がどう思っているか」「あの人は私にいつも卒ない対応をしているから私も・・・」ではなく、自分が相手とどう接したいのかで考えることです。
3秒前は過去。「今」を生きる
誰かとの関係が悪くなったり、何かうまくいかないことがあるといつまでも気持ちを引きずってしまうことありますよね。
私は人から嫌なことをされたり、傷つくような発言をされたら、引きずってしまい、その後の行動に影響がすごく出てしまうタイプです。
ある日、愛犬が結構すごいいたずらをしたので、思いっきり怒りました。
「怒り過ぎちゃったかな〜」と様子を見ると、こちらの様子を気にしていましたが、すぐにいつも通り他の家族のところに来て遊んだり、私に散歩をねだったりしています。
私だったらいつまでも根に持つかもしれない・・・だって親からすごい怒られたこと今でも覚えているもん
本人と話したことがないので分かりませんが、気持ちの切り替え、そのことはそのこと、「今」は「今」。人生はそんなに長くないんだから「今」を生きるという姿勢や行動に、いつまでも根に持ったり、それをトラウマにしないで、受け入れながら上手に付き合ってい9ことが大切だと感じました。
最後の最後まで生きることを続ける
動物嫌いだった私も、愛犬と一緒に過ごすことで動物が好きになっていきました。正直、愛犬がいない生活は考えられず、生活の中心になっていた・・・と言っても過言ではありません。
でも、犬の命は人間より短いのでお別れの時が確実に近づいています。体調が悪くなってから色々対応していましたが、病院で「持ってあと1日ですね」と宣告されました。
その時のショックは言葉では表せません。
でも、本人はそれを知ってかしらずか、いつものように家の中を歩こうとして倒れそうになるし、水を飲もうとするし、私に寄りかかってくるし、最期の時まで生きることに対して一生懸命でした。
そして、最期の最後まで私たち家族に「生きる」メッセージを残して虹の橋を渡っていきました。
私は自分の時間を「生きる」ことに一生懸命支えているかな。「どうでもいいや〜」なんて適当にしていないかな・・・
と考えさせられました。
教わったことを生かして
まさか犬を飼い始めた時は、自分がこんな気持ちになるなんて全く想像していませんでした。
愛犬と過ごした時間そして、人の目を気にしないで自分らしく真っ直ぐに生きる姿勢に、とても考えさせられ、自分に何ができるかな・・・と考えさせられます。
愛犬と接してきて学んだことは、
・相手がどう思うかでなく、自分がどう考えるかを大切にする
・過去や人の目を気にしないで「今」をちゃんと楽しむ
・自分が持っている今の環境に感謝をする
・相手からのアクションを待つのではなく自分から行動する
・人にどう思われるか気にし過ぎて意見を言わないのはNG
・私のことを悪く言う人とは関わらなければいい(程よい距離間をとる)
ことです。
本当に一緒に過ごせてよかった・・・
最後に・・・
今回は動物嫌いの私が犬を飼って一緒に生活する中で気がついた「人の目を気にしない」方法を紹介しました。
相手に寄り添ったり共感したり、思いやりを持つことは大切ですが、自分が苦しくなるほど・気が重くなるほど対応する必要はないのかな・・・と感じています。
あなたが自分らしく・人の目を気にしないで「今」「この瞬間」を楽しんで生きれることを願っています^^
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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