生きている中で人格を否定された経験がある人もいるのではないでしょうか。
実は私も数年前、働いている先の上司から思いっきり人格を否定された経験がありました。
その時は、「自分が悪いんだ・・・」と落ち込んで、上司だけでなく自分で自分を責めてしまう時間を過ごしていました。
今振り返ると「あの時ってやっぱりおかしいよね?」と感じていますが、その時は気づかないどころか、周りは「上司の意見を聞いておいたら?」というような感じだったので、モヤモヤした気持ちのまま結局会社を辞めさせられることになりました。
今更こんな話を・・・とも思ったのですが、実は、その時に働いていた新人から「同じ体験をしてshigekoさんの気持ちがわかりました」とメッセージをもらったので、

もしかして同じように自分を責めてしまう人っているのかな?
と考え、自分を否定する気持ちを持ったまま過ごして欲しくないとの思いで今回の文章を書くことにしました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は、自分の人格を否定する人とは今すぐ離れろ!距離をおいて気がついたことと幸せな生き方。について紹介します。
人格を否定してくる上司との出会い
あなたの周りにも、あなた自身を否定してくる人はいないでしょうか?
私も数年前に働いていた会社で人格を否定され、最後は会社を自主退職するように促され辞めた経験がありました。
私を人格否定した上司は、私が入社したときには、私の前任を。そしてその後は入ってきた新人を否定し続け、立て続けに辞めさせるようなことをする人でしたが、2人とも「仕事をサボる」ことがあったので、しょうがないところもあるのかな・・・となんとも言えない気持ちでした。
数ヶ月後、新しいパートさんが入ったことで事態は一変します。今度は私が否定される番になりました。今までは「すごい、よくやってくれたね!」と言われていたことも、「もっと早く対応してください」など文句を言われるように・・・
最後は、「考え方がおかしい」「その考えは僕は認められない、自分自身がおかしいと気づいていますか?」など言葉攻めにあいました。
納得いかなかったけど、収入が大切だったので我慢していましたが、否定はエスカレートしていきます。
私がおかしな状況に気が付けなかった理由
もはやパワハラ・モラハラなどの「ハラスメント」が社内で当たり前のように行われるようになっていましたが、周りは見てみぬふりで、ランチの時に少し声をかけてくれるくらい。
その時言われたのが「受け流せばラクだから・・・」「結局あの人が上司だから従うしか・・・」「shigekoも意固地になっているんじゃない?」など気持ちは察してもらえても、特に「悪くないよ」などの言葉はかけてもらえませんでした。
自分もいけないところがあったら直さないと・・・と思い親にも話してみましたが「仕事は我慢してナンボ、あなたは気が強いところもあるから、いけない」「会社が望むような人になってみたら?」「辞めるなんてこれからどうするの?」など責められることが多かったです。
今考えると「すぐにう辞めて他を探せばいいよ」と自分にアドバイスをしたいところですが、当時は
という自分を責めることしかできない状況に追い込まれていきました。
で、結局どうなったか!?
で、結局。会社を自主退職することで合意する流れになりました。
上司は「双方の合意のもと〜」「新しい挑戦をしたいshigekoさんの気持ちを汲み取って」など最後話していましたが、全く納得できない状態で辞めることになります。
でも、辞めてみて、問題だった収入面も自分で「仕事がしたい」と色んな人に声をかけていたら、仕事を紹介してもらえたり、他にも仕事をしている先での収入がアップしたり・・・。と金銭的問題が解決しただけでなく、精神面もかなりラクになり、心から
辞めてよかった!!!
と思いました。

あんなに悩んでいたのがバカバカしくなってきた!
同じような状況の人へのアドバイス
もしあなたが同じような状況になったら、今の私が昔の私にアドバイスするなら・・・という視点で書かせて頂きます。
①自分の大切にしたいものは何か!?どう生きたいか?
人は否定されること・嫌われることを「不快」と感じ、避けようとします。そのためパワハラをされても、どうにかして嫌われないようにしようとしてしまいますが、それが本当に正しい選択なのでしょうか。
例えばお給料が良くて、あなたの求めているものが「高い収入」であるならば、納得することができるかもしれません。
でも、「否定されたくない」感情が先行して大切な目的が見えなくなっている場合もあります。
私の場合は「収入の確保」だったので、よく考えれば、他で仕事を探せば解決する問題でした。そして、自分がどう生きたいか!?を考えた時「毎日楽しく過ごしたい」という気持ちだったので、このまま働いていてもその人生のゴールはそこにはないことがわかりました。
自分のゴールがわかったら、後はそのためにどう選択をしていくか、自分の行動が大切ですよ。
②元気があれば、どうにかなる
何よりも大切なのは、体と心の健康です。
パワハラ上司の近くにいれば、自己肯定感が下がり、イライラと悩みが増え、大切な人生を自分の望まないもので埋めようとしている状態に自らしているのです。
変わりたければ、行動しかありません。元気があればどうにかなります。
人は追い込まれた時、自分では思いもしない行動に出ることができます!私も、ここでなくても働けるように自分で仕事を探しすため「行動」を起こしました。
何か自分からアクションをすれば必ず反応はあるもので、いいことばかりでは無いですが

ここしか無いと思っていたけど、自分で選択を増やすこともできるんだ!
ということに気が付けます。
でも、心と体が元気でないと、その行動すらできません。だって、新しいことをするにはとてもパワーが必要で、それがめんどくさい・大変だからみんな「嫌な状態」から変わらないでいるのですから。
少しの勇気ある行動があなたの人生を大きく変えていきますよ!
③否定されているのが「人格」なのか「対応」なのか考えよう
人から否定されるとついイラッとして相手に対して怒りを覚えてしまうことがありますが、相手が否定しているものが何かをもう一度考えてみましょう。
私のように「人格」「生きる上での考え方」を否定されているなら問題外ですが、仕事のプロセスやもっと良くなるためのアドバイスなのであれば、あなた自身を否定しているのではありません。
問題はプロセスということです。
つい相手から否定的な言葉を使われると「自分を拒否された」と感じてしまいますが、そうでない場合もあるので、冷静になってみて、「人格」を否定されたなら、その人から離れることをオススメします。
④辞めた方が幸せになれる!
人は慣れている世界にいるのが安心なので、新しい何かに挑戦する時に躊躇いがあります。
そのため「ここに残りたい」という気持ちになってしまいますが、新しい何かを手に入れるためには、今両手が塞がっているなら何かを手放して新しい何かをキャッチする必要が出てきます。
もし、「否定されたこと」で反発心や不安感からしがみつこうとするなら考え直してみた方がいいですよ。一時的に解決しても、問題の大元が変わっていないなら同じことが起きて苦しむだけです。
大切なのは、嫌だと思った状況からもう同じ状況にならないためにどうしたらいいか!?を考えて行動することですよ!
自分に会う場所は必ずある!
もし今あなたが「周りから否定される環境」にあるのなら、そこはあなたには合わない場所である可能性がありますよ。
私も否定されて退職に追い込まれた時は辛かったですが、すごい力でどうやっても「辞める」方向に人生の波がきていました。
結果、辞めてよかった!と心から言えますし、今働いている会社で認められて、素敵な仲間に出会えて幸せな状態にいます。
辛い経験をしたからこそ、今ある「当たり前の幸せな環境」に感謝ができ、「周りのためにもっと何かできないかな?」と自ら動くことを考えたり、視野を広げる・知識をつける努力ができています。
自分にとって素敵な環境に身を置けたら、周りにも「幸せになってほしい」とプラスのスパイラルが発生し、色んな人を認めることができます。
ぜひ、自分にとっての幸せを考えて、あなたが自分らしい選択をできますように^^
コメント