突然ですが、私は初対面の人や大勢の前で話すことがとても苦手です。
「やれ」と命令されてできるものでもなく、
・代わりになる人を全力で探したい
・仮病を使っても話したくない
というくらいに苦手意識があります。
それは、
・話すと異常に疲れる
ことが大きな原因で、仕事でもプライベートでも知り合いが何人かいたとしても「その人を楽しませているのか」「参加して良かったと思っているのか」を考えてしまいます。
正直とっても疲れる・・・
そんな私も、年齢を重ねてどうしても話さないといけない場面があったり、年齢的もフォローする側に回っていることから、場数だけは踏んできました。が、それでも苦手であることには変わりありません。
私と同じように考えている人に私の経験が少しでも役立てばと思い、「苦手な人がどうしたら少しでも話すことに気楽になれるか」について紹介します。
話すのが苦手な理由
そもそも、なぜ苦手意識があるのでしょうか。そこを考えていきましょう。
何を話したら良いか分からない
一番大きな理由はコレではないでしょうか。「目の前の人と何を話したら良いか分からない」
世の中には色んなアドバイスがあります。
・天気の話をする
・最近の自分の話をする
など試していますが、私は根本的に
「『話すのが苦手』というか、話さなくて良いなら1人で時間がすぎるのをひたすら待っていたい」というタイプなので、周りからどう見られているかは分かりませんが、気持ちは変わりません。
話上手な人や話すのが苦手な人にコツを聞いても「話好き」なので根本的な悩み解決にはなりません。
もう性格とも言えますね・・・
相手が満足しているか不安
会話が苦手な人にとって気になるのが「相手の反応」です。
などの気遣いを「しなくて良いよ」と言われてもしてしまいます。そして、それを気にしてしまいます。
相手の感情はコントロールできないとわかっていても、そこに気持ちが向いてしまうことで、「何か話題を見つけないと、沈黙に耐えられない」と1人で話過ぎてしまい、疲れてますます人との会話が苦手だと感じてしまうのです。
話すのが苦手な人に試して欲しいこと
では、どうしたら少しでも話すことが「辛い」「苦手」と感じなくなるのか・・・について人前で話すのが苦手な私が少し気楽になった方法を紹介します。
質問力を磨く
話すのが苦手な人は、「できるだけ自分が話さなくて良い」方向に持っていくのが大切です。
そのために必要なのは相手に話をしてもらう「質問力」です。
私は仕事でオンラインを使って複数名と話すことが多いのですが、あまり外に出ないため話題を自分で提供することができません。
そのため、まず誰かに話をして、その中の回答を「〇〇さんの場合はどう?」という感じで出た回答に対して他の人に聞いていくことをしています。
他にも、オフラインで会う場合はその人のことを事前に少しリサーチしておく場合もあります。そうすることで、全く的外れな質問をしないで済むことと、相手が話しやすいことを聞けるので、会話が少しスムーズになります。お互いの共通になりそうな話題が見つかると話が盛り上がることも多いです。
何もせずにその場が盛り上がれば良いですが、事前の準備などイメージしておくことで、その場でもうまく話すことができますよ
人を巻き込む
「初めまして」の会に参加しないといけない場合など、相手と1対1でずっと話しているのが辛くなる時がありますよね。
そもそも「初対面の人と話すのが苦手」なので、色んな人に声をかけられず、最初に話した人と最後まで話してしまうことが多いです
そんな時は、周りにきた人とか他の人も巻き込んで話をするようにすると、自分のターンが少なくなって良いですよ。
ポイントは、自分の話す時間をどう減らしながら人と関わっていくかを意識することです。
人数が増えても「みんな会話が苦手ない人」だった場合、空気が重くなる場合があります。話好きな人や主催者の人なんかが入ってくれると話が盛り上がりますし、それがキッカケで話題が増える場合もあります。
または、自分がその場を仕切れるのであれば、相手から質問をしてもらうのも良いですよ。質問されたことに対して答える方が、なにを話すか考えるよりとても気が楽になります。
開き直る
何人かの中で話をしなければいけない時、ある程度気心が知れていたら開き直るのも方法です。
私の場合「話すのとか苦手だから誰か話をして〜」「雑談が苦手なのでご了承ください」みたいに先に話すことで、自分の中で「話題を探さなくて良い」状況を作れ気持ちが楽になります。
「話さないといけない」という緊張感がなくなるだけで楽になれますよね
または、何か相手と話さないといけないと考えず、相手から質問されたら話をすると決めて参加するのもありですよ。相手と話さないといけないと思うから辛くなるので、「話さないで今日は観察に徹しよう」とすると話すことから解放されるので疲れが少し楽になります。
そして、「自分が楽しむ」ことに徹するのも大切です。話が見つからない人は「相手との関係」が気になりますが、目の前の人が「「楽しんでいる状態」だったら安心できますよね。
なので、まず自分がその場を自分が楽しいと思うように過ごすのもコツです。
「楽しいことしか見ない」と自分の心にフィルターをかけると、楽しい情報が入ってくるようになりますよ
型を作る・事前準備
どうしても誰かと何か話さないといけない状況になるとわかっていたら、事前に準備をしておくのも方法です。
「こんな内容を質問しよう」と事前に準備しておくと何を話したら良いか分からない状況にならずに済みます。
また、自分の中で「こんな時はこんな会話をしよう」と型を作っておくのも方法です。私はライティングの授業をオンラインですることがあるのですが、始まる前に必ず参加者に何か最近の良いことを話してもらうようにしています。
そうすると、相手が何が良いと思っていて、楽しいかなど特徴や話すきっかけが見つかりますし、参加者同士での会話も弾みます。
みんなが楽しそうにしているのが一番嬉しいし、安心しますよね。
最後に・・・
なかなか相手と何を話したら良いか分からない・・・という人は、自分の時間を持て余すこと以上に「相手が楽しんでいるか」を気にしてしまう優しい気持ちの人がとても多いです。
自分がうまく話せなかった・・・と落ち込んだ時、参加していた友人に「どうだったか?」と聞いてみると案外相手は気にしていないことがあります。
相手のことを考えられる気持ちは素晴らしいですが、まずは自分がその場を楽しむ方法を考えると、少し気持ちが楽になり、「辛い」時間が「まだマシかも」になり「今日はよかった」になることができますよ^^
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