人生が「楽しく無いな〜」「なんかもう生きる頑張りが湧いてこない」などちょっと人生に脱力してしまうことってありますよね。
「どうしたら自分の人生がもっと楽しくなるか」
この悩みは多くの人が抱えているものです。
学生の時のようにチャレンジする楽しさも苦しさも無いぶん、自分次第で人生が「ワクワク」にもなるし「つまらないもの」にもなりますよね
では、どうしたら人生を前向きな気持ちに変えることができるのか!?
私は90歳になる師匠に囲碁を習っているんですが、近くで勉強させてもらっていると「学ばせてもらっていることが多いな〜」と感じます。
今回はそんな師匠から学んだ生き方についてです。
生きているだけで100点
自分の存在価値が分からなくなって
なんて感じている人やそれに似た言葉を使っている人がたくさんいるけど、なかなか自分の存在価値について気づけないことって多いです。
でも、自分で自分の存在価値を見出せなくても生きている意味は後からついてきたり、周りの人が作ってくれたりするものです。
私も自分の存在価値が分からず、ネガティブになるし、自暴自棄になってしまいます・・・
でも、かの有名なゴッホだって、ゴーギャンだってその絵の存在を認められたのは死後なわけで。
そんな偉人たちですら「生きることの意味」に悩んだのに、一般の私がすぐに「生きる意味」なんて見出せなくてもなんの不思議もありません。
ゴッホ展に前に行って、絵と彼の残されている手紙やストーリーから「苦労が多い人生」だったんだな・・・と感じました。
生きているうちに周りも自分も認められれば一番幸せですが、自分が作り出したものがすぐに評価されるとも限りません。
でも、周囲から評価されなくても、テストでいい点数をとれなくても、その前にあなたは生きているだけで100点満点で価値のある存在なんです。
何気なく始めた囲碁
少し前から
・全体を把握できるような大局観が欲しい
・勝負師の気持ちを味わってみたい
などの理由で、囲碁か将棋を始めたいと思っていましたが、
教室に通うのもな〜
何も知識がないまま通うのもな・・・と思い本屋YouTubeを見て挫折してしまった過去があり、なかなかスタートできずにいました。
そんな時、母のツテで囲碁を始めることになりました。そして出会ったのが御年90歳になる師匠です。
師匠は同年代の方に比べて、元気がよく、お話や説明も上手で、全くの初心者である私が囲碁を0から始めることができたのも師匠の人柄が大きいです。
師匠の言葉
師匠と母のおかげで無事に「囲碁」を習い始めることができ、私の生活に新しい風が吹き始めました。
囲碁って難しいけど奥が深い!
と初めて間もない私ですが、少し楽しさとプロ棋士の凄さを垣間見ている気になっています。
そんな時師匠が
「私の人生ももう後は余生を淡々と過ごすだけ・・・と思っていたけど、君を初段にまですることが目標になったよ。まだまだ頑張らないとね!」
と明るく仰ってくれました。
弟子である私よりも師匠の方が
など師匠の方が勉強時間が多く熱心という、弟子としてあるまじき状態になっていますが、師匠の生きる希望になったようで、教えるのを楽しんでくださっています。
生きる希望は自分で見つけられる
私も、師匠のその言葉を聞いて「楽しみながら続けたいという思いだけでなく、師匠の気持ちに応えたい!」と感じるようになりました。
人は「自分の生きる希望」を自分の中に見つけ出そうとしていますが、自分だけでなく誰かが人生に関わることでより生きることが楽しくなるのです。自分が誰かのために何かをすることができることはとても素晴らしいことです。
師匠・・・今私は何級で、初段までは何年位かかりますか?
「そうだね・・・今は30級位で、初段には5年でなんとかたどり着けるようになって欲しいね!」
・・・・
師匠、いつまでもお元気でいてくださいね!私も師匠にいい報告ができるように頑張ります!
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