子供の頃から「感謝の気持ちを持つことは大切」と教わってきています。
など、挨拶の中で相手を労う・感謝の気持ちを表す言葉がたくさんありますよね。
でも、今の状態に慣れてしまうと、生活の中で誰かが行ってくれていることが当たり前になってしまって、「感謝の気持ち」が薄れていませんか。
今の状態が日常になると、「ありがとう」の言葉を使っていても気持ちがこもっているかは怪しいかも・・・
でも、当たり前のことにも「ありがたい」という心から思えるようになることで周囲のと関係がドンドン好転していきます。
そこで、心から「感謝の気持ち」を持って接するようになったことで人間関係が大きく変わった私の実体験を紹介します。
同じ言葉を使っていても気持ちが大きく変わることで、人生観も変わりますよ!
感謝の気持ちとは
感謝とは「ありがたいと思う気持ちを表すこと。また、その気持ち。」という意味です。
思うことだけでなく、それを相手に形にして伝える・言葉にして伝えるという「行為」も含めての意味になります。
ありがたいとは「有難い」と感じで表すことができ、「あるのが難しい」という意味です。
感謝の気持ちとは、「なかなかない状態や行動に対して、ありがたいと思う感情のこと」という意味になりますね。
感謝の気持ちを持つと人生は本当に変わる?
感謝の気持ちを持つと相手との関係が変わるのか!?私の実体験をもとに見ています。
感謝が薄かった数年前の私
数年前まで都内でOLとして働いている時、正直「感謝の気持ち」がとても少ない人間でした。
例えば、誰かが何かしてくれたら「ありがとう」「助かった」言っていたり、誰かに感謝の言葉を伝えられても、心の中では
と笑顔の下で毒づいていました。
でも、そこからフリーランスになってみると、周りの人間関係に不安を覚えるようになってきます。
今までは仕事だったし、会社の名前もあって対応をしてもらっていたけど、私個人に対してやってくれるのかな・・・
・私という人のバックボーンが分からない
・仕事が続けてもらえるのか分からない
と感じることが多くなってきました。
最初は「会社員時代」の感覚が無くならず、周りに対して「当たり前」という感情が残っていたこともありましたが、すぐに「今まで仕事が問題なく進んでいたのは『会社の名前』で信頼されていた」ことに気がつきます。
まだ個人では何もできていない私を信用して仕事を任せてもらうことが本当にありがたい
と感じるように変わりました。そこから感謝の気持ちを忘れないように人と接してきたことで私の人生は大きく変わります。
感謝の気持ちで人生が変わる
まず大きく変わったことは、相手に心から感謝の気持ちを持てるようになったことです。そして、相手と関係を作っていくためには、キチンと相手にその気持ちを伝える必要があることも理解しました。
当たり前のことなんですが、感覚的に「感謝」という感情が今までと大きく変わってきました。
「ありがとう」と思っていても、相手に伝わらないと自己満足になってしまいます
自分から「ありがとう」と心から伝えると、相手との関係も良くなってきました。また相手の良いところに目が行くようになり、イライラも減って、自分自身の気持ちも安定してきたのです。
会社員時代はどこか「当たり前」精神だから、「やって当然」とか、その場だけの「ありがたさ」を伝えていた感じだったから、相手にイライラしていることが多かったかも〜
いい意味で相手に期待しすぎることがなくなり、自分のためにしてくれたことに気がつくようになり、「ありがとう」と使う回数も増えていった印象です。
・相手といい関係が作れるようになった
・「ありがとう」の回数が増えた
・イライラすることが減った
・自分にしてもらった「幸せ」に気づきやすくなった
・相手に何ができるか考えらえる視点が生まれた
感謝の気持ちの持ち方と伝え方
ここでは、感謝の気持ちの持ち方と伝え方を紹介します。私自信「嬉しかったこと」や周囲の人が「喜んだこと」を紹介します。
感謝の気持ちを持つには
まずは、今の自分の環境が当たり前ではないことに気がつくところからスタートしてみるのがオススメです。
周りにいる友達も仕事関係の人も家族の人の存在や行為が当たり前になっていませんか。周りの人がいないとできないことや、自分の代わりにしてくれたことに気がつくようにすると「ありがたい」と感じるようになりますよ。
自分が対応したことも「〇〇してあげた」という考え方をできるだけなくすことが大切です。周囲に恩着せがましい気持ちがあると、周りからしてもらったことに気が付きにくくなったり傲慢な考え方になってしまいます。
人だけに対してだけでなく、今の環境や健康など日常にも「幸せ」を感じることで感謝の気持ちが生まれますよ。
病気になると健康なことに感謝できるし、人に会えなくなると人に会えることに感謝できますよね
人はなくすと気がついて「あぁ、すごい恵まれてた〜」と気がつくのですが、持っている時にはなかなか気がつけません。でも、「持っている時」にありがたい・・・と感じられるようになると、感謝の気持ちが溢れてきます。
感謝の気持ちの伝え方
感謝の気持ちの伝え方は場面によって違いますが、一番簡単で相手に伝わるのが言葉にすることです。嬉しい時はちゃんと相手に「ありがとう」という言葉と理由まで簡単に言えるといいですね。
次に、行動で伝えることです。タイミングは、すぐでもいいですし、誕生日や記念の日、サプライズ、何気ない日など様々です。
何かものを渡すなら、相手のことを考えて喜ばれるものがいいですよね。私はみんなからの寄せ書きメッセージをもらって嬉しかったですし、友人は怪我をして外に出れない時、1週間分の食材・食料を送ってくれたことが本当にありがたかった!と話していました。
思ってもみないかったタイミングで、自分のことを考えてしてくれたことは、幸せな気持ちを与えてくれますよね
最後に紹介するのは、「自分が幸せに生きている」という方法です。感謝の気持ちは何か物で表現しようとしてしまいがちですが、自分が何かしたアクションで相手が幸せになってくれることには勝てません。
今仕事でライティングを教えることがあるのですが、「shigekoさんに教えてもらって書くことが楽しくなりました〜」など、知り合えたことで人生を楽しくなるキッカケになったと聞けるだけで嬉しい気持ちが溢れてきます。
・言葉にする
・行動で伝える
・自分自身が幸せに楽しく生きること
最後に・・・
「感謝の気持ち」を持つには、まず自分が周りにしてもらっていることを「当たり前」に思わないことが大切です。
自分に起こることが全て「必然」ではなく、誰かのおかげだと思うと、自然と感謝の気持ちが溢れてきて、行動も変わってきます。
何か形にしないと・・・とか、感謝しないと・・・と義務的になってしまうと、「ありがとう」の気持ちよりも、「疲れた」・「感謝されなかった」などネガティブな感情が出てきて自分が辛くなってしまいます。
相手の行為に気がつくことを意識するだけで、感情や行動が変わって、周囲との関係が良くなっていきますよ。最後まで読んでくださったあなたに、たくさんの幸せがありますように^^
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