誰かのために何かをして喜ばれると幸せな気持ちになりますよね。
でも、忙しかったり、気持ちの余裕がないと他人に親切にすることなんてなかなかできません。
何かしても心の余裕がないと「感謝の気持ち」とか見返りを求めてしまうかも・・・
そんな時、母と話していたことがキッカケで、周囲の人に優しい気持ちを持てるようになったので、そのことを今回は紹介します。
ちょっと視点を変えるだけで、幸せな気持ちになれますよ。
「できれば誰かがやってくれないかな〜」と思ってしまう
私は、顔のパーツが素朴なせいかよく人に声をかけられます。
など、子供からお年寄り、外人にも聞かれたこともあります。
最近あったエピソードを書いたので、良かったらこちらも読んでみてください。
人の役に立つのは嬉しいことですが、仕事で疲れた帰りの電車で席を譲るのも、目の前で誰かが転んだ時に救急車を呼ぶのも「誰かがやってくれないかな〜」と他人任せにしたい気持ちがいつもどこかにあります。
そして、何かしたら、「ありがとうくらい言ってほしい」と心のどこかで何かしらの見返りを求めている自分もいます。
心から「誰かの役に立ちたい」と思えない時の考え方
そんなことを母に話していた時のことです。
誰かを助ける時、「自分じゃなくても〜」とか考えちゃうことが嫌なんだけど、その気持ちが止められないんだよね
人間なんてそんなもんよ
でもさぁ、私は今お年寄りのサポートをする仕事をしているけど、実の母のことは実家が遠いから、あまりサポートできていないのよ
※母親は介護系の仕事をしており、地方にいる年老いた祖母(母にとっては母親)のところになかなか行くことができません
うん。ちょっと距離あるしね
だから思うわけ。おばあちゃんは周りの人にすごく助けてもらっているし、支えてもらっているから、私が今お年寄りにしている対応が巡り巡っておばあちゃんの役に立てばいいな〜って
私が自分の母親を大切にするように周りの人に接していれば、それがおばあちゃんに届くと思うのよ。だからshigekoも自分にじゃなくて大切な誰かのために、自分ができることを気持ちよく対応すればいいんじゃない?
そっか〜。そうだよね、自分助けた誰かが巡り巡っておばあちゃんを助けてくれたら、こんな幸せなことってないよね
と、自分のためだけに誰かを助けることをやめるようにしました。周りにいる困っている人も、誰かの大切な家族なら、できることをサポートすると幸せになれる、と考えると今まで「嫌だな」がそこまで何も感じなくなりました。
誰かに喜ばれたら「いいこと貯金」が貯まる
考え方を変えてみた
母と話してから、誰かから声をかけられたら、家族や友人のことを考えるようにしました。
道を尋ねられたら、『私の母親もすごい方向音痴だから、分かりやすく迷わないように説明してもらったら嬉しいだろうな〜』とか、バスや電車でお年寄りが乗ってきたら『前におばあちゃんとバスに乗って席を譲ってもらってありがたかったな〜』と思いながら行動するようにしています。
「自分以外の誰かにいいことがあるといいな〜」と思うと、気持ちよく対応ができますよ
貯金が貯まっていた
そんなある日、祖母の家に行くと見慣れない紙に知らない人の名前と電話番号が書かれた紙がありました。本人に聞いても「知らない」「覚えていない」とのこと。
ドキドキしながら電話をしてみると、祖母が道の真ん中に倒れていたところを助けてくれた方で、丁寧に手当てまでしてくださってたいうことがわかりました。他にも色々と気遣ってくださったことはことがわかり、本当にありがたい!!!と心から思いました。
助けてくださって本当にありがとうございます!
もしかしたら、大きな怪我になっていたかもしれないし、何か盗まれていたかもしれません。
きっと知らない間にたくさんの人から支えられているんだな〜と改めて助けてくださった方と、周りにいるいつも祖母を気にかけてくださっている方に感謝の気持ちが湧いてきました。
自分の大切な人を助けてもらうって本当にありがたいこと。私もできることは対応していこう
最後に・・・
日々生活をしている中で、誰かを助ける場面に出会うことがあります。そんな時、
などネガティブな感情が湧き上がってくることがありますよね。
でも、自分が周りの人のために何ができるかという視点で考えられるようになると、自分の大切な家族や友人も、多くの人のサポートを受けていることに気が付けます。
無理に自分ができることを探したり、自分を犠牲にする必要はありませんが、「これならできるかな〜」ということがあったら対応してみてください。
あなたが誰かにした相手にとって「ありがたい」行為は、あなたの大切な人がサポートされている幸せを感じるキッカケになりますよ。
コメント