人と関わる中で「もっと自分のことを理解してくれる人がいたらいいのに・・・」と感じることがありますよね。
頑張っている時には褒めて欲しいですし、辛い時には声をかけて励まして欲しい、悲しい時は寄り添って欲しいし、嬉しい時は一緒に喜んで欲しい。など、本音を言い出したら周りに期待することはどんどん増えてしまいます。
自分のことを理解して欲しいと思う気持ちは誰にでもありますよね
大人になると自分の気持ちを上手に隠すことも覚えてきて、周りから「あなたなら大丈夫」とか理解されなくなることが増えてしまいます。
でも、よ〜く考えると、そんな思いをしている大人は自分だけではないことも理解できますよね。
今回は、大人になって環境が変わっていく中でも素敵な友達が増えている人の話や私の実体験をから、相手に理解して欲しいのならまずは自分から相手に寄り添うことで、いい人間関係が作っていく方法を紹介します。
相手を理解するとは!?
理解し合える関係
相手を理解するとは、相手の立場になって考え思いやることができることをいいます。
理解し合える関係とは、片方だけが相手を理解しているのではなく、お互いが相手の立場を考えて思いやり合うことを言います。
相手のことを100%理解することができなくても、「気持ちに寄り添ってくれた」と感じることができ、心が満たされたならそれは「理解してもらった」と言ってもいいですね。
ここは感情や満足度なので、人によって「理解された」と思う人と、「全然わかっていない」と感じる人がいます。
理解できていない人
相手を理解できない人の行動とはどんなことでしょうか。みてみましょう。
自分の判断基準しかない
相手を理解できない人は、自分の視点だけで物事を判断してしまいがちです。
相談していても独自の視点で、「それはあなたが悪いよ」「そう言われても相手も困るでしょ」など、その場にさもいたかのような判断をされたり、「私の方が色々人生わかっています」というような発言をされると嫌な気持ちになりますよね。
友人の中に「あなたはこういう性格」と決めつけるタイプの人がいて、ちょっと苦手です
理解するためには自分の意見を押し出すのではなく「相手の立場に立つ」ことが大切ですよね。
人の話を聞かない
相手を理解するためには相手の話を聞く必要があります。
相手が「自分のことを理解してくれていないな・・・」と感じる行動として、
・人の話を聴きながら自分のことを考えて話を奪ってしまう
などがあります。そんなことを繰り返されると自分の気持ちを相手に話そうと思わないですよね。
普段の会話の中では許されるとしても、大切な場面では注意しましょう。
いい・悪いで物事を考えてしまう
人の話を聞いて「いい」「悪い」の判断をして回答してしまう人っていますよね。
相談しているがわは、自分が悪いかもしれないことを理解しながらそれでも、自分の気持ちを知って欲しいこともありますし、「いい」「悪い」「正しい」「間違っている」の判断が欲しいのではなく、気持ちに寄り添って欲しいだけの場合もあります。
相手の話をジャッジするのではなく、理解することを大切にして話を聞くことも重要ですよ。
まずは相手を理解しよう
相手が自分のことを理解してくれなかったり、嫌なたいどを取られると「私だってあんな人のこと知らない」と相手を理解しょうとするのを諦めてしまうこともありますが、そんな時はまず、自分から相手を知る・理解するようにしてみましょう。
みんな自分を理解して欲しいのは同じ。
もし、あなたが自分が悩んでいる時に相手が寄り添って親身になってくれたら、その人が何かあった時、自分も同じように相手に寄り添おうと思いますよね。または、相手が困っていたり何かあったら相手のサポートをしようと考えますよね。
それなので、まず自分から相手に何かをするようにしましょう。
私の知り合いで人たらしと言われている人・たくさんの人から応援されている・愛されている人の共通点は
・相手の困りごとを解決する手助けをする
・相手に何か見返りを求めない
ことを、普通の人が考える以上のことをしています。
例えば、悩みに対してや、何かサポートする時も「ここまでしてくれるの?」「こんな方法があるの!?」ということをアドバイスをしてくれて、すごい勢いで解決するのです。
相手のことを理解していないと適切なアドバイスはできませんよね
そのため、その人のファンになる人が多く、その人が困っているとみんな全力で応援するので、本人は「自分がしたことの何十倍ものお礼が届く」といつも話しています。
人がなかなかできないことを自分からすることでいい流れを作ることができるんですよ。
私もその人の真似をしてできるだけ自分から相手に何かするようにしていくと、人との関係でストレスを感じることが少なくなってきました!
相手といい関係を作るためにできること
私の知り合いはなぜ相手を理解することができるのか?
話を聞いてみると、
相手といい関係を作るために相手を理解するために相手が何をその時欲しているのか理解することが大切
と教えてもらいました。人によって悩みは様々です。
・共感をして欲しい
・悩みを解決するアドバイスが欲しい
・後押しをして欲しい
その他にも、人が満足することは違うとも話していました
・1人で考えることができる時間を持つのが大切
・物をもらうことで愛を感じる
・感情を分かち合うことで満たされる
などその人によって満足度が変わってくるので、自分の基準だけで判断をせずに、その人の欲しているものにアンテナを張っているとも教えてくれました。
相手に寄り添う気持ちと、何を望んでいるのかを理解するアンテナを持つのも大切
ただし、自分のことばかりしか考えていない人とは距離をとるとも教えてもらいました。
自分から相手に寄り添うことができると、たくさんの人が集まってくるので、自分自身もどんな人と付き合いたいのか考えて人付き合いをするのも大切ですね。
最後に・・・
寂しいときや辛い時、「誰か自分を理解して欲しい・・・」と自分が世界に1人のような気持ちになってしまうこともありますが、自分が理解されたかったらまず「自分から相手を理解する」ことが大切です。
あなたの優しさに気がついた人は、あなたが困っているときには、きっと側でサポートしてくれますよ。
ぜひ、自分から行動を起こして素敵な交友関係を広げていってください。
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