何か質問をした時に
など自分の意見がない人っていますよね。
会議などでは「自分の意見を言わない人は参加する意味がない」という考えもありますが、相手と話していて、常に自分の意見があるわけではないですし、「意見がない・合わせる」ことが意見の場合もあります。
実は私は「なんでもいい」と感じることが多くて注意されます
今回は「意見がない人」代表として、主張してみたらそれ「意見」だったことに気がついたのと、、きちんと伝えることの大切さをシェアします。
意見がないことは悪い状態とは?
意見がないとは
意見がないと相手に感じさせてしまう状況は、
・「特に何もありません」と言う
・相手の意見だけを聞く
と自分からは何も発信していない状態なので「意見がない人」と相手に感じさせてしまいます。
大勢の会議で思っていることをその場で言わずに、後から伝えるのは対応するはできれば避けましょう。
そして、「意見がない」状況は、
・興味がない
状態です。
「いいと思っている」なども意見になりますよ。
何も感じない・感想もないという「感情が動かない」状態と言えますね
私の話
あるプロジェクトで資料作成を担当したことがあります。担当者は私と同期の友人で、上司から「ここをもっと〇〇としたら?ちょっとコレだと分かりにくいよね」と言われて、私は
分かりました。修正します
と言いましたが、同期の友人は
でも、私は〇〇よりも△△にした方が絶対いいと思うし、意図が先方にも伝わると感じています
と、自分の主観的な考えを上司にぶつけて終わりました。
数日後、上司に「shugekoさんは言われたら「はい」と言って変えるけど、自分の意見があるならそれを言わないと損するよ」と言われたのです。
私としては、自分の考えや意見に関しては作成した資料の中に散りばめたので、初見でそれを理解できないのであれば、取引先の人も理解できないだろうという考えと意見の元、上司の感想を受け入れました。
それに、私が意見してもいつも自分の納得する形にまで変更しないと終われないこともあるので、半分諦めているのも理由です。
ただ、ゴールは「上司へのOKをもらう」「自分の意見を通す」のではなく「資料がより役立つアイテムとしての機能を果たす」ことだったのですが、人によってアプローチ方法があることを学びました。
意見がないではなく「伝えていない」を自覚しよう
全く意見がないという人は実際に少ないです。
AかBかを選ばないのに「え〜Aになったんだ」などちょっと不満を言ってしまったりしていませんか。
ハッキリとしたコレという意見はなくても「どちらかというと」といい場合もありますし、私の例のように、意見がないように見えても伝えていない意見がある場合もあります。
どっちでもい・どうでもいいわけではなく「選ぶことが面倒」「責任を負いたくない」などの、その議題以外で自分の気持ちが決まっていることが多いです。
でも、相手はその状況を理解できないこともあるので、自分の気持ちを伝えられるのであれば「理由」を伝えてもいいですよ。
「意見がない」と思うことで引き起こされるマイナスなことと対応
意見はないけど文句は言ってしまう
仕事などで「AかBか選ぶ時」にどちらもいいと思えず、自分が「やりたくない」という気持ちから決定した後に愚痴だけ言ってしまう状態ってありますよね。
そんな状態を繰り返していると、「文句の多い人」と印象を与えてしまい、人間関係が悪くなってしまうこともあります。
そんな時は、決まったことに対してだけ評価するのではなく、新しいC案を提案するなどお互いにとっていい決定ができるようにするのも方法ですよ。
「意見を言わない人」と思われて敬遠されてしまう
「私はどっちでもいいよ」と何も意見を言わない人は、意見を言わないことで相手に気を使わせてしまっている可能性があります。気を遣う相手とは関係が続かないこともあるので、気持ちを伝えることも大切になります。
実際に何も言わないけど実は好みがある人など気を使います
実は「どっちでもいい」と思っている人も「みんなに合わせる」「みんながいいと思う方が私もいい」という意見である場合が多いです。
AかBか選択をすることではなく、AでもBでも良くて一緒にいる相手がいい気分でいることが大切という場合もあるので、そういう場合は、そのこと自体を伝えるのも大切ですよ。
人の時間を奪ってしまっている
本当は意見や思っていることがあるのに「こんなこと言っては・・・」と自分の意見を発言しない人は相手の時間を知らない間に奪っているかもしれませんよ。
会議やミーティングなどで意見が出ないと進まない時など、会議が終わった後に1人1人に確認を取らないといけない場合があります。
個別に聞くと意外に意見を言ってくれる人が多いです
出てきた意見をさらにまとめてもう一回話し合う・・・などすると、1回で終わったことが2回、3回と話し合いの時間を設けないといけない場合もあるのです。
意見を話して批判されたりするのが怖い・私の意見なんて・・・と感じている人もいますが、みんなで意見を出し合った方がお互いの状況を把握できたり、人の意見を聞いたからこそ「それに加えて〇〇もしてみたら?」など盛り上がることもあります。
私も上司に意見を伝えてみた
私も相手と良くない状況を作りたいわけではないので、上司に気持ちを伝えてみました。
私は自分の考えがあって資料など作るアウトプットをしていますが、それを客観的にみた判断を信じているので、特に「コレで通したい」ということに関しては意見はありません
すると、上司も私がただ仕事をこなしているだけ・・・と思っていたのが「そんなふうに思っていたんだね。でも自分の考えを伝えないと、こちらもアドバイスができないから意図はきつんと伝えて欲しい」と言われいました。
なのかほど・・・私はよくするために意見が欲しいけど、どこに向かって走っているかきちんと理解しきれていなかったんだ!ということにも気付けました。
きちんと自分の考えを伝えることで、相手から最適なアドバイスをもらえることが勉強になりました。
最後に・・・
何かに対して全く意見がない人というのは少ないです。それは「感情が少しでも動いている」ならあなたの中に意見が生まれているからです。
何も言わないことを汲み取ってくれる人もいますが、きちんと自分の想いや感想・意見を言わないと相手とすれ違ってしまい、お互いに良くない結果になる場合もありますよ。
そして、意見を言った人に対して「批判」など影で話すのではなく、その場で話し合えるようになるといいですね。
あなたが自分の気持ちに気付き伝えることで周りともっと関係が良くなりますように^^
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