毎日同じような生活を繰り返していると
となってしまうことってありますよね。
私はフリーランスで働くようになってから、ますます「自分の生きる意味」「生きる幸せ」について考えるようになりました。
・アラフォー独身
・無趣味
・出不精
とくると、もう完全に引きこもりと言ってもいいくらいの時もあります。
1週間くらい外に出ないで家にいても特にストレスなく過ごせています
そんな生活をしていると、未だに親から「そんな生活して本当に大丈夫なの?」「ちゃんと稼がないと将来どうなっても知らないから」なんて言われています。
気持ちの浮き沈みはあるし、確かに見えない将来は不安です。そして毎日代わり映えのしない生活を送っています。でも、今の生活は悪くない。「自分の幸せとは何か!?」を改めて考えてみることにしました。
将来にちょっと悲観的になってしまっている人はぜひ最後まで読んでみてください。少しでもポジティブな自分に出会えたら嬉しいです。
自分にとっての幸せが見えない理由
「今の生活が幸せですか?」と聞かれて「はい!」とどれくらいの人が答えられるでしょうか。
数年前までの私は自分が幸せかどうか分からないのに「幸せなはず!!!」と思い込んでいることがありました。
今振り返ってみると
など、自分目線ではなく「誰かからの目線」で自分の状態を判断して幸せを感じようとしていました。
そんな状態をずっと繰り返しているうちに、「誰かから見た羨ましいと思われること=自分の幸せ」だと認識していたんです。
人と比較してみたり、世間の基準を知ることは判断材料にはなりますが、それがそのまま「自分の幸せ」にはならないこともありますよね。
自分の幸せを見つけるためにはどうしたらいい??
では、「自分の幸せ」を見つけるためにはどうしたらいいのでしょうか。
私がして効果があったことをステップで紹介させていただきます。
ステップ①:人の価値観に染まっていることを理解する
人は多くの人と関わっていく中で、自分が属してきたグループに影響を受けます。
例えば、家族だったり、友達だったり。特に影響を受けているのが「親」です。
私がまずしたことは、自分の価値基準が「誰かからの評価」「人からの目線」になっているということを理解するところからスタートしました。
気がついてみると「〇〇さんに褒められたから、こっちを選ぼう」「親が喜んでくれるから〜〜」など、自分の気持ちを抑えていることがわかりました
ステップ②:自分にとっての幸せを知ろう
今考えている自分の幸せがもしかしたら自分が望んでいるものではないかも・・・ということが分かってきたら、「自分にとっての幸せ」を知ることをしていきましょう。
私の場合は、
・今後の人生でやりたくないこと
・死ぬまでにやりたいこと
などをひたすらリストにしてみました。例えば、やりたくないことに「満員電車に乗る」とか、理想の生活では「好きなお店のパンを朝食に食べる」など、簡単にできることから難しいかも・・・というものまで全て書きました。
最初は何を書いていいかわかりませんでしたが、何回か対応しているうちに自分の気持ちを書き出すことができました
ステップ③:実際に「理想の生活」を行動してみる
自分がどんな生活をしてみたいかが分かったら、できることから対応してみてください。
会社員だった頃は、休暇をとって好きなことをしてみたり、好きなお店のパンを買ってみたり、リストに書いてあることでできそうなところから対応してみました。
実際に体験してみると、「憧れていただけ」か「すごく楽しい」と感じるのか、自分の気持ちを知ることができますよ
自分で体験できないことは、実際に体験している人・理想の生活を送っている人に話を聞いてみるのもいいですよ。
一緒に過ごしているだけで、「どんな生活をしているのか」「どんな感覚か」を垣間見ることができます。
ステップ④:ひたすら自分の気持ちを聞いてみる〜ステップ②・③を繰り返す〜
ステップ③まできたら、あとは、ステップ②・ステップ③をひたすら繰り返していくだけです。
私は「満員電車に乗りたくない」「いつか自分で仕事をしてみたい」と思っていましたが、実現できそうになかったので、何も将来が決まっていないのに会社を辞めてみることにしました。
今振り返るとちょっと危険な行動だったかも・・・と思いますが、手放すことで新しいものが入ってくることもあります。
その後もたくさん辛い思いもしましたが、「自分がどうしたいのか」を主体的に考えることで、その時々の選択をしてきたので、今は
あの時、思い切って行動してよかったな〜
と心から思っています。
このステップを繰り返すと「自分で選択する」ことが身につくようになるので、何か起きても「誰かのせいにできなくなる」という状態になります。
人と比べる・誰かのせいにするといった「人によって自分の人生が揺らぐ」状態から解放されるのが「自分の幸せ」を見つける大きな一歩になりますよ!
自分の人生を主体的に考えて生きられるようになると、気持ちが楽になり、自分も人も尊重できるようになりました
「毎日がつまらない・・・」「自分の幸せがわからない」人へ。ちょっと前向きになれる考え方
さて、「自分の幸せ」が分かったとしても、日々を過ごしている中でやっぱり「このままでいいのかな〜」なんていう気持ちになって、落ち込むことや人生に希望を持てなくなることがありますよね。
そんな時のちょっと前向きになれる考え方をここでは紹介させていただきます。
日々大きな変化がそうは起きない
「人生が幸せな状態」と聞くと、「毎日がハッピー」「ワクワクすることが起きる」と考えてしまう人がいます。
でも、人生毎日そう大きなことが起こるわけではありません。
周りが幸せそうに見えて自分だけが置いてきぼりをしている気持ちになった時、人生楽しそうに生きている人に「毎日何をしているのか?」を聞いて回ったことがあります。案外
・特に毎日ワクワクしたことがない
などがわかりました。
話題が「楽しいこと」が多いと、毎日そんな状態で埋め尽くされていると思ってしまいますよね
同じような毎日、特に変化のない日があるからこそ、ドキドキ・ワクワクすることに高揚感を覚えるのです。毎日がジェットコースターみたいな日々という人ばかりではないですよ。
何もないって実はすごく素敵なこと
・特に何もない日常
・可もなく不可もない毎日
に対して、たまに「つまらない=変化がない=人生楽しめていない」と感じてしまうことってありますよね。
でも、穏やかに過ごせる毎日って実は本当にありがたいんですよ。世界には明日どうなるか分からない生活をしている人もたくさんいます。
大きな行動はできないけど気持ちを充実させたいと感じた時は、毎日の生活をもう少し丁寧に過ごすようにしてみてください。
飲み物を飲む時に一手間かけてみたり、食事も手の込んだものを作ってみたり、外を眺めるだけでなく近くの公園を散歩してみたり。
何気ない日常を大切に過ごすようにするだけで、気持ちが満たされるようになりますよ。
悩む時間があるということは幸せなこと
先日アラフォー独身の友人と「自分達の人生はどうなるのか」について話していました。
・安定していない働き方
・変化のない自分を振り返る
など、話題はつきません。別の友人にその話をすると
こうやって悩める時間があること・話せる仲間がいることって贅沢なのかもね
もし自分の生活が一杯一杯で、生きるのに必死なら「どう生きるか」なんて考えることもできないよ
と言われました。
確かに、必死な時って目の前のことや生きるので精一杯な状態かも・・・
悩む時間があるって案外幸せな状態なのかもしれないですよ。
それでも、「悩んでばかりいて嫌だ」と感じる場合は、自分の「やりたいことリスト」の中から簡単にできることにチャレンジしてみてください。
やること(目標)が見つかると、悩みを忘れるキッカケになる場合が多いですよ。
将来の悩みは明日の自分に任せよう
「自分の幸せ」「生き方」を考えて不安になっている人の中には、見えない将来を考えすぎている場合があります。
私の友人の口癖で、面倒なことや考えきれないことがあると
この問題は「明日の私」に任せよう!
と言って今を生きることに集中しています。
今の自分が将来の自分を作っているという見方もありますが、必要以上にふ悩んだり、不安を抱えても、何も解決しないことだってありますよ。
そんな時は、自分を信じて「その時の自分に任せよう!」と行って考えすぎる自分にストップをかけてみてはいかがでしょうか。
口に出して「明日の自分に任せよう!」というだけでも気持ちが軽くなったり、前向きになれます
最後に
代わり映えのしない毎日を過ごしていると、つい周りと比べて「自分なんて・・・」と落ち込んだり、人生を悲観してしまいたくなります。
でも案外、楽しそうに見える人の一部しか見ていない場合が多いんですよ。
周りの価値観や状態に、いい意味で影響を受けるのはいいですが、比べて自分を卑下しないようにしてくださいね。
「自分を知る」そして「自分の選択に責任をもつ」ことができれば、比べるのは過去の自分になります。
最後まで読んでくださったあなたが、今の自分の気持ちを大切にして「自分にとっての幸せ」を見つけられますように^^
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