なかなか成果が出ないことよりも、自分の成長がわかったり、評価がされていることを認識できることの方がやる気が出ますよね。
でも、短期的な成果やわかりやすい評価ばかりに流されていると自分の望む成長ではなく他人のために頑張っていたなんてことになっているかもしれませんよ。
今回は友人との会話から
・目の前の評価にばかり目を向けて失敗してしまったこと
などを例に、長期目線でも自分の人生を考える方法について紹介します。
長期目線と短期目線
長期目線と短期目線は字の如く
短期目線:物事を短期スパンで考える・目の前のことで判断する
という意味です。
どちらがいいというわけではありませんが、多くの人が短期目線で物事を判断している場合が多いです。
すぐに正解が知りたい・答えが欲しい・成果が出て欲しい。など考えている人は知らない間に「短期目線」の思考で物事を考えているかも知れませんよ
次の章では短期目線で物事を捉えてたことの事例を紹介させていただきます。
友人との出来事で学んだこと
出来事
友人から仕事の相談をされた時の話です。
今の仕事、人間関係もいいし、成長できるし、環境もいいな〜と思っているんだけど、時給に換算するとすごい割が悪いんだよね。友人に声をかけられて、同じような仕事でもっと割りのいいところに変えようか悩んでいるんだ
そうなんだ〜。他のところは人間関係や環境は良さそうなの?
ん〜ちょっと分からないんだけど、他も知りたいし悩んでいるところ
友人の話を整理すると
・実力を認められて嬉しく、他のところでも試してみたい
ということでした。
確かにすぐに入ってくるキャッシュ(お金)は新しいところの方が良さそうですが、今働いているところは時間の融通や人間関係において、とてもいい関係が作れているようです。
友人と話していましたが、結局「何を大切にしたいのか」が分からず、話していても同じところをグルグル回っているだけでその日は終わってしまいました。
このことから学んだことを紹介させていただきます。
学んだこと1:決断できない人は目の前のことでしか判断していない(短期目線)
何でそんなに悩んでいるの?
いや・・・だって同じことしているんだったら、お金にも引かれるじゃない。それに誘ってくれた人が「同じことをしているんだったら、もったいなくない?」って言われて、そうだな〜と感じたの
なるほど〜確かに、収入は大切だよね。だったら他にいったら?
でも、今のところの方が話を聞いてると経験とか人間関係がいいんだよね
じゃぁ、このままのところにいる?
ん〜それも他の人の話を聞くとやる気が出なくなってしまう状態で・・・
と同じような話がグルグルと続いていきました。
ただ、共通しているのは「目の前のこと・今の自分の気持ちだけで判断している」ということです。
気持ちももちろん大切ですが、自分の心が見えない状態で、何となくの気持ちだけ動いてしまうと、選択に後悔してしまうこともありますよね。
学んだこと2:短期目線で物事を考えると自分がどうしたいのか分からなくなる
友人が一番ネックだったのは「お金のこと」「費用対効果」についてでした。
確かにすぐに入ってくるキャッシュはいいかも知れませんが、長期的に働きやすいのかどうかを見ておらず、数年後自分の環境を考えたら今のままでいた方がいいかも知れません。
・そのためには、どんな条件がいいのか
・何を大切にして働いていきたいのか
が自分の中にないと、人の意見に振り回せれてしまったり、心動かされることで、目の前の「報酬」に目がいってしまい、自分の気持ちが見えなくなってしまうことが分かりました。
生きていく上で「お金」は大切だから、選択肢に入れるべきですが、それがコンスタントにもらえるのか・短期的なのか、自分のライフプランに合わせて考えるのも大切ですね
学んだこと3:できる人は長期目線短期目線を上手に使い分けている
私も友人と話していて、自分だったらどうするだろう??と考えてみましたが、答えがうまく出せなかったので、周囲の起業家の人にも話を聞いてみることにしました。
私なら「自分の大切なもの」の基準を明確に持っておくよ
基準ですか?
そう。それは別に自分が納得していれば良くて。私なら「人」かな〜結局人が良ければ何とかなることが多いし
それと、誰かの意見に心が揺さぶられて、その人の話を聞いてしまう時って、結局自分で決めていないで「人の人生を生きているような状態」になってしまうから、軸は持っておくといいよ
軸を持つにはどうしたらいいんですかね
自分がどう生きたいかゴールをハッキリさせて、自分の選択がその延長線上にあるか考えるのがいいんじゃない?そうすると、短期・中期・長期の他に、色んな目線で物事を判断できるよ
なるほど〜〜
できる人は、長期目線・短期目線の他に中期目線も持っています。そして物事を多角的に見て判断をしています。
自分の選択が、「なりたい自分像」に近く選択なのかで考えてみるのもいいですね。
まとめ
何か選択を迫られたり、決断をするときについつい目の前のことだけを考えて判断してしまいがちです。
1つ1つの選択は小さいものでも、それが積み重なると人生を大きく変えることだってありますし、いざという時の判断のクセとして出てしまう場合もあります。
何かを決めるときは、ぜひ「自分の理想に近づくか」で判断してみてくださいね^^
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