という選択肢の一つとしてフリーランスという働き方をする人が増えています。
何を隠そう、ただのOLだった私も現在は立派なフリーランスです
個人的には「まぁ、悪くない選択だったかな〜」なんて思っていますが、フリーランスのいいところばかり見て「私もフリーランスになる!」と会社を辞めようとしているなら、ちょっと待ってください!
私の経験からフリーランスの現実と、その後の生活をシッカリ考えて選択したほうがいいですよ。
そこで今回は、
・独身
・特技なし
とどこにでもいる普通のOLだった私がフリーランスになってどうだったの!?について紹介させていただきます!
もし、フリーランスになろうか悩んでいる人はぜひ、最後まで読んで自分の人生を選択してください!
フリーランスになるキッカケ〜なんでフリーランスになるの?〜
「フリーランス」という働き方を選択する人が増えてきましたが、フリーランスになるキッカケの多くは、
という理由です。
私もキッカケは「会社が嫌だ!」という思いからでした
多くの人が
など、今に対して何かしらの「不満」「もっと現状をよくしたい」という人が多いのではないでしょうか。
現状に何も問題がなければ、生活スタイルを変えることもないですよね。
私の周りでフリーランスになってうまくいっている人は、最初は「現状の不満」からスタートしていましたが、自分の生活・人生をよくするためにその後は前向きに取り組んで楽しみながら仕事をしている人が多いのが特徴です。
こんな人は「フリーランスになるのはやめておけ!」辞める前にチェックする5つのポイント
フリーランスの良いところをみて「私もフリーランスになりたい」と思いを募らせている人もいますが、安易にフリーランスになるのはちょっと考えものですよ。
そこでここでは憧れだけでフリーランスになるに一旦考えてみるための章になります。
私の周りで
・会社員に戻っていった
人を中心に紹介します。
今の生活が嫌だから〜会社の恩恵を理解していない〜
今の生活から抜け出したいから・・・というだけでフリーランスになるのはちょっと考えものです。
なぜか・・・
それは、今まで会社の恩恵を受けていたことや作業を自分でしないといけなくなるからです。
・厚生年金
・確定申告
・その他諸々の税金対応(住民税など)
など、お給料明細をもらった時点である程度対応をしてくれていたことを自分で対応しないといけなくなります。
私の場合、年度末に行われる社内の「保険入力・書類提出」だけでも面倒だったので、初めての確定申告は辛かったです。
仕事の領収証を取っておくのも大変だし、税金をこんなに払っているなんて知らなかった〜〜
会社員になると気が付かない会社から「守られている」こともたくさんあります。それを理解した上でフリーランスになるかを考えてみるのがオススメです。
会社時代の安全(保証)を意地しつつ、自由を手に入れたいと考えているならちょっと違うかもしれませんよ。
いいところばかり考えている〜現状から逃げたいだけ〜
フリーランスになると、会社の人間関係・業務から離れることができます。
うまくいっている人は「自分の時間を自由に使い、お金も稼げている」状態ですが、みんながみんな同じようにうまくいくわけではありません。
私は「事務」しかできませんでした。フリーランスになっての仕事の単価をみるとどれも安く、とてもではないですが今までのお給料はもらえません
仕事をしていて気がつきにくいですが、「会社のブランド=自分の価値」だと勘違いしてしまう人もいます。
今まで仕事で得られた信頼は、自分だけのものではなく、「会社」という企業ブランドがあっての信頼だということも大いにあるのです。それに、失敗しても個人が傷つくだけでなく、周りのフォローがあったりと、個人よりも大きな死活問題になりにくいといえます。
また、自分で仕事を見つける必要も出てきますし、仕事の内容自体が、企業が発注した下請けの下請け・・・なんて仕事もあるので、中間マージンを取られて、自分の収入は少ない状態な人がいるのも現状です。
フリーランスで仕事をするなら
・他にない強みはなにか
・どこで仕事をもらうか
などきちんとイメージをできている状態でスタートするのがオススメです。
生活が苦しい〜自分の行動がお金になる〜
フリーランスになる人の多くは「自分のスキルで稼ぐ」ことを前提としています。
企業にいると気がつきにくいですが、自分のスキルがいったい世間ではどのくらいで評価されているのか知っていますか?
会社員時代の時給で考えていたら実際は、仕事を時給換算するとバイト代よりも少ない・・・なんてこともありました
正直、夢見ているほど簡単にお金は稼げないこともありますし、そのせいで友人付き合いや趣味を諦めないといけなくなる・・・なんて人もいます。
初めからうまくいくことばかりではないので、
・いざとなったらどう自分の生活を成り立たせるか
を考えておくことも大切ですよ。
友人は「自分の力で稼ぐ」ことを目指し、もしダメならバイトしながらでも夢を追いかけると決めていた人もいます。
好きなことが仕事になるとは限らない
私は最初、「手作りの作品を売って生計を立てる」と決めて会社を辞めましたが、結果全くうまくいきませんでした。
理由はいくつかあるのですが、
・作品を作るペースを保つのが難しい
・費用対効果が悪いと感じた
と、要はやる気が続きませんでした。
私のように実際にやってみたら思ったのと違った・・・という人もいれば、周りから求められるものと自分がやりたいことが違った人もいます。
「やりたいことで稼げる」状態が一番なのはいうまでもありませんが、
・やりたいことができればいいからお金がなくてもいい
なのか、フリーランスになる時にどう生きるかも考えるのがいいですよ。
明日の仕事があるかわからない
フリーランスの働き方で一番多いのがオンライン上で完結する仕事が多い。ということです。
お互いの個性や人柄を加味することなく、「できた成果が全て」という状態でもあります。
どんなに一生懸命仕事をしていても、
・突然仕事がなくなることがある
という状態が発生します。そして、それに対する保証もフォローもありません。
自由ということは、不安定とも隣り合わせの状態なんですね
私自身、ライターとして仕事を継続的にもらっている時、突然「来月からメディアが停止になるので、今月がラストの仕事です」なんてこともありました。
常に相手から「仕事を一緒にしたい」と思ってもらえるスキルが必要になるんですね。
フリーランスでうまくいく人のポイント〜事前にしておいてよかったこと〜
フリーランスで生活をしている自分に似ている人に会う
自分の周りには自分と似た環境の人が集まります。
私が会社員時代に周りにいたのは一般企業で働いている人でしたし、今では自由に仕事をしている人(フリーランス・起業家)が多いです。
OL時代にしておいて良かったのは、
でした。
いいことばかりでなく、大変だったことや、今の生活、金銭事情など教えてもらえる限り聞かせていただきました。
自分がどんな状況を目指すのか、どんな業界に進もうとしているのかイメージすることができました
いきなり行動に移すのではなく、自分の未来図を少しイメージしておくといいですよ。
どう生きたいのか考えておいた
長い人生の中で、働いている時間は思っているよりも長いです。
もし、大学を卒業して、会社員になったら、22歳から長い人で70歳くらいまで働きますよね。1日の中での労働時間は8時間以上。通勤なんかも合わせると起きているほとんどの時間が「会社に関わること」です。
それを約50年続けるとなると、まさに働き方は生き方にも直結するともいえますよね。
フリーランスになる前に自分はどう人生を生きたいのか!?を考えることが大切ですよ。
私は仕事でイライラ過ごしているよりも、もっと気持ちを楽に「お金よりも心の自由」を大切にしたいと考えました
実際に仕事を辞めてから予定通りにいったわけではありませんが、どう生きたいかを考えて選択をすることで人生の充実度が変わってきます。
今までは、「周りの人にどうみられているか」「平均以上な生活か」など自分の満足感で考えていませんでした。
ぜひ、人生の後半で「満足できる選択を今できているのか?」を考えてみてください。
最高にいい状態と最悪の状態をイメージしておく
フリーランスになって働いてみると、お金が苦しくなることが何回もありました。
「お金よりも自由」と考えていたのに、やはり生活が困窮してくると心に余裕もなくなり、塞ぎ込みがちになってしまいます。
そんな時、
・自分にとって最高の状態
をイメージして、「最悪な状態」になったらどうそれを回避するかを考えておくと精神的な安定を得られますよ。
私は生活が苦しくなったら「バイトをしながらでも自分のスキルで生きていく道を探そう」と考えました。そして実際にバイトをしたこともあります
何かあった時でも「お金」の心配がなくなると、気持ちも安定します。
仲間を作っておく
フリーランスになると、企業に勤めている時とは異なり、同じ環境で働く人が少ないので意識をしないと人との交流がなくなってしまいます。
自分で頑張るしかない時も増えていき、孤独になってしまう場合も出てきます。
そんな時に大切なのは「仲間」です。
・情報交換
・仕事のアドバイス
などができる仲間がいると、パワーをもらえます。
フリーランス仲間から仕事をもらえたこともありますし、私も仕事を依頼することも出てきました
会社員時代は「仕事」「プライベート」は分かりやすく線引きがされていましたが、フリーランスになると、遊び友達が仕事仲間になったり、仕事で知り合った人と友達になったりと、その境界線が曖昧になっていきます。
仲間を作ることと同じくらい、自分がどう相手と接するかも生き方を大きく左右するポイントですよ。
フリーランスってぶっちゃけどうなの??〜私の現状も合わせて紹介〜
さて、フリーランスになる前に知っておいて欲しいことを紹介してきましたが、「実際にあなたはフリーランスになってどうなの?」と感じる方も多いと思います。
そこで、私がフリーランスになって感じたことを最後に紹介させていただきます。
ぶっちゃけフリーランスってどうなの?
フリーランスになってどうか?聞かれることも多くありますが、個人的には
「なって良かった」
の一言に尽きます。
ただ、OLの時よりも収入は減ったし、お金の管理も大変です。そして何よりも保証や信頼がありません。
ただ、それ以上に
・時間の自由(大切なことに時間を使える。家族のピンチの時に側に入れる)
・好きな人と仕事できる(人間関係で嫌な思いをすることが減った)
・自分らしくいられるようになった(イライラしない、精神的な安定)
私の場合は仕事仲間に恵まれたりとラッキーも多かったのですが、苦しい時でも「会社員に戻らず生活するにはどうするか」を考えて行動してきました。
いいことばかりではありませんが、会社を辞めてからの自分の選択全てに納得ができている状態です。
自分の選択を後悔しないためには副業として試してみるのもいいですよ。
自由と不安定は隣り合わせ
会社員時代の私の幸せは「限られた中(保証された中)での自由を満喫すること」でした。
でも、本当に自由の中で生活をしてみると・・・最初は本当に大変でした。
全て自分選択をする必要があり、その責任が自分にあるからです。
例えば、仕事を適当にすれば、その後には「仕事がなくなる」という状態が突きつけられます。自分の行動は自分に全て返ってくるのを身をもって経験しました。
仕事のオンオフがなく、遊びに行っても仕事の連絡があるしで、最初はバランスを取るのが大変でした
また、自由な生活は常に「保証されていない状態」とも言えるため、将来の見通しや保証はないのが現状です。
それでも、今の「自分が選べる自由」を経験すると、「限られた自由=不自由」と感じてしまいます
同じ水で遊ぶのでも、プールに浮き輪を浮かべて安全に過ごすか、海に船を出して冒険に出るか・・・そのくらい違う印象があります。
もし、今仕事がなくなっても、きっと助けてくれる人はいるし、なんとなるんだろうな〜と昔だったら不安に感じていたことも、「自分で考える」ようになってからはポジティブに切り替えられるようになったのは自分の強みにもなりました。
「全て自分で決める」「自分の行動次第で結果は変わる」ことを基本的な考え方にしていると、誰かのせいにすることがなくなりますよ。
最後に・・・
今回は、私がフリーランスになってからのことを振り返りながら、自分の今の現状から逃げ出したいだけなら「フリーランスはやめておけ」という話をさせていただきました。
会社(仕事)が嫌なら、
・会社を辞めてフリーランスになる選択
どちらも大変な道になるかも知れません。ただ、どちらの大変さを自分で選ぶか・・・それはあなたがどう生きていくか!?ということにも大きく関わってくることです。
ぜひ、自分の人生をどう生きたいか・人生を振り返った時に後悔をしないか、選択をした後の行動も大切にしてくださいね。
最後まで読んでくださったあなたの人生が今日より明日、明日より明後日が素晴らしいものになりますように^^
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