自分の性格がちょっと嫌になったら小さい頃を思い出してみよう〜長女の悲しい嵯峨〜

自分の性格がちょっと嫌になったら小さい頃を思い出してみよう〜長女の悲しい嵯峨〜 自分らしい生き方

自分の思考や性格で「本当はこんな自分嫌だな〜」「もっと変わりたいな〜」なんて思ったことないでしょうか。

今のあなたを作り上げているのは

先天的なもの(生まれ持ったもの)50% ➕ 後天的なもの(生まれた後に身についたもの)50%

と言われています。

自分の気になるポイントや当たり前にしていること、考え方(思考)を当たり前に受け入れているかもしれませんが、それはあなたが小さい頃に育った環境が大きく影響しています。

shigeko
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自分の常識の多くが「親から教えてもらった常識が元になっているんだよ」と教えてもらった時は、当たり前の事実ですが、ちょっと驚きました

そして、案外小さい頃に育った環境や、同じ環境で育ったとしてもきょうだいとの関係で性格も大きく変わってきます

偶然友人の家に遊びに行った時、「長女って大変かも・・・」と感じた出来事があったのと自分の過去を照らし合わせてみてたので紹介させていただきます。

私みたいに長女の呪縛に縛られているかも・・・という人はぜひ最後まで読んでみてください。



きょうだい・家族との関係でも性格は変わる

私のきょうだい関係

私は個人的に友人のきょうだい関係を聞くのがとても好きです。

それは、きょうだいとの関係や生まれた順番によってその人の性格も変わってくるのではないか・・・と考えているからです。

私は長女で、妹がいます。長女の私はどちらかというと真面目・慎重・要領が良くない・心配性なところがありますが、妹は自由人・夏休みの宿題はギリギリに対応・ノリがいいといった性格が反対な姉妹です。

それは今でも変わらず、何かあると私が妹の分まで何かを対応したり、家族のバランスを考えたりしながら行動していて、自分の思いのまま、気がむくままに行動している妹が羨ましくいつも損だな〜と思ってきました

shigeko
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親の顔色を見て結論を変えたり、みんなに取って何がいいのか考えて我慢する、なんてことを当たり前に選択するようなタイプでした

友人のきょうだい関係を見て感じたこと

いつから子供は親の影響を良くも悪くも受けるのか・・・。生まれてからずっとですが、同じ環境でもどうしてきょうだい間で差が出るのか。

友人の家族と久しぶりに会って考えさせられることがありました。

それは、友人の長女がまだ小学生高学年なのに

・親のきょうだいの老後の面倒を誰がみるか心配している
・家族が何かあったときの対応は自分がしないといけないと思っている
・きょうだいの友人関係や親の友人関係も心配している

など、私が小学生が抱えている心配事のイメージとちょっと離れていたからです。

その理由は、私の友人・彼女の母親が旦那さんや友人に話せない

・親戚のグチや不満
・友達関係で起こった行動の苛立ち
・日々思った悲しいこと

などを一番大人である長女に相談したり、グチをこぼしたりしていたのが大きな原因でした。

shigeko
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振り返ってみると、私も親から妹の人間関係・父親のグチ・親戚関係で嫌だったことなどたくさん聞かされてきたな〜という思い出があります

親にとって何人か子供がいた時、長女は同じ女性だし、状況を理解してくれる一番の心の拠り所といったところなのかもしれません。

知らない間に蓄積された「心配」「苛立ち」が積み重なって・・・

私も友人の子供のように親から色んなグチを聞かされてきました。

知らない間に耳年寄りになっていたり、世の中をちょっと斜めに見てしまったりといった状況が知らない間に身についてしまったらしく、年を重ねて母親のグチを聞いているときに自分の感想を伝えたり生意気にもアドバイスをするようになったら怒られた経験があります。

思ったことを伝えただけなのに、なんで怒られるの?

親は楽しかったことも話してくれますが、どちらかというと誰にも話せないグチなどの方が印象として多くなってきました。

でも、「他のきょうだいには話さないことも私には話してくれている」「私を頼りにしてくれている」と心のどこかでは喜んでいたように思います。

そうしていると、自分でも知らない間にどんどんマイナスワードのシャワーを浴びている状態になっていき、友人と過ごしていても、「なんで〇〇ができないんだろう」「なんで気がつかないの?」など揚げ足をとるようなところに目が向くようになってしまっていました

shigeko
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小姑みたいな学生でした・・・

さらには、判断基準が「親がどう考えるか」になっていました

例えば、親が苛立ちを見せれば「この苛立ちが治るような行動をしないと」と考えたり、何かを見ては「きっと外から帰ってきたら怒られるか機嫌が悪くなるから対応しておこう」という感じ。

反対に妹は「私はしたくない」「それは親が勝手に行動したんだから任せればいい」と自己中心的な感じで、ちょっと羨ましくもありました。



自分の常識が今までの経験なことに気がついてから・・・

自分の常識は作られたものだと気がついた

そんな状態が続いて、社会人になった時、ある人に

「今shigekoさんが考えている『当たり前の思考』って親の常識とか考えが元になっているんだよ。だって子供って自分の感情を爆発させたり好き嫌いを純粋に伝えるけど、周りが『それはダメだよ』ってルールを伝えたり教えるから変わっていでしょ。」

と言われて衝撃が走ります。

shigeko
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自分の「常識」「当たり前」や「性格」「考え方」が周りの人からの影響を受けてきたと思っていたけど、それは思春期以降だと思っていたけどもっと前の生まれた時からだったんだ・・・

そう考えると私の

・自分の親を中心に考えてしまう
・先のことを考えすぎて今を楽しめない
・本当は冒険したいけど安全を優先させる
・人に褒められるかどうかが判断基準になっている

後天的なものだと分かり、もっと自分の気持ちを優先させて『自分がどうしたいか』から考えて行動したいと思うようになります。

自分が変わるためにしたこと

自分の常識や当たり前、さらには人の顔や人からの目を気にして生きている状態に気がついて、そこから「自分がどうしたいのか」で考えて生きていきたいと思いましたが、今までの習慣や思考ってなかなか変えることができません。

私がしたことは

①自分が変わりたいということを認識する

自分が今のままでいいのか、それとも変わりたいのか・・・それを自分に意識することは大切です。

今の自分が最高なのであればそのままでOKです。変わりたいと思うなら、どう変わりたいのか、自分にとってどういう状態が最高なのかを考えてみてください。

私は、人の気持ちは大切にするけど、そこに自分の我慢や犠牲がない選択をしたいと思うようになりました。そして何より自分に対しても周囲に対してもポジティブな気持ちでありたいと考えています。

②環境を変えたり、見方を変えることを意識する

自分がどうなりたいのかが分かったら、今の状態でその状態から遠ざけている行為や考え方、人間関係を見直してみましょう。

私の場合は、今までマイナス思考になるような言葉のシャワーを浴びせられていたので、そこから離れること・悪口で繋がっている人間関係から遠ざかること・自分なんてダメだという考えからスタートしている状態を止めることを意識しました。

③死ぬときに自分がどう思っていたいか

色々考えても「自分がどうしたいのか」なかなか見えてこない場合もあります。そんな時は自分の人生をどう終えたいのかを考えてみるのがオススメです。

私は死ぬときに「悔いのない状態」で人生を終わらせたいと考えて、自分が常に悔いのない選択をすることを決めました。

その後の自分について

自分を縛っている考え方や親にとっての当たり前に気がついてから、

「自分がどうしたいのか?」
「出した結論に自分で責任が取れるのか??」

を考えるようになりました。

人の考えに左右されて大変なこともありましたが、何か自分にとって不都合が生じた時「誰かのせい」できるし、そうして自分の気持ちを楽にしていることにも気がついたのです。

shigeko
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失敗も人のせいにできれば自分が傷つかなくてすみますよね

親や人の顔色を意識して行動していても、相手の望みに対して100%応えられないし、それなら自分で好きに選んで(人の迷惑はきちんと考えて選択することは忘れない)何か言われた方がよっぽど納得できるし、後悔をしないことにも気がつきました。

今はとっても楽に、そして自分を尊重できた分相手に対しても尊重しながら発言や行動ができるようになって、自分に対して満足をしています。

最後に・・・

自分では気がついていない間に、良くも悪くも親の影響を受けて、長女だからお姉さんだから頑張らないと・・・と必要以上に自分に対して責任を課していました。

shigeko
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それだからと言って相手の希望には添えられないし、自分は苦しいし状態になっていくけど、その負のスパイラルに陥っていることにすら気がつけていませんでした

自分の環境を変えること難しくても、気がついてそれに対する対応策を考えることはできます。「自分がどうしたいのか」を知り、「自分の行動や発言に責任を持つ」ようにすることで自分らしい生き方ができるようになりますよ。

最後まで読んでくださった方が自分らしい生き方を選択できますように^^

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